2009/03/07(土)13:08
へそ灸のお話 凸。。oO
へそは、東洋医学では、神厥(しんけつ)とよばれて、大切な場所です。
神は天の元気で、厥(けつ)は中央が欠けているという意味だそうです。
武道でも、へその下を、臍下丹田(せいかたんでん)といい、精神を統一させる重要なところですね。
又 へその周辺は、神経の集中エリアがあるところで、自律神経が、密集したところです。
ここは、筋肉もないところなので、強く指圧してはいけないので、温灸の方法がとられます。
温灸 すなわちへそ灸をすると、胃腸の働きを活発にしたり(胃弱、慢性の下痢、無力性便秘) 、又いろいろな自律神経失調症の症状に効果があります。
腹巻をして、冷やさないようにするというのも、うなずけますね。
へそ灸は、いろいろな方法がありますが、陶器の温灸器をつかったり、しょうがや、ニンニクの薄切りにしたものに、もぐさをおいて、すえる方法もあります。
へそ灸は、跡も残らず、熱いというより、ほっこりとむっくりと、暖かくて気持がいい程度のお灸です。お腹が、ぐるぐると動きだしますよ^-^
おへその形について、面白いことが、書いてありました(*^o^*)
『これを東洋医学的に見ますと、へその形は、その人その人の健康状態を現わしてもいるんです。
へそは縦長よりも、お餅を横から見たように、偉そうにふんばっているのが良いのです。
そんな人は、胃腸が丈夫であるだけでなく、五臓六腑もしっかりしているんですね、身体が強くいわゆる免疫力もしっかりしています。
ところが、歳をとったり、生まれつき胃腸の弱い人、腺病質な人や大病を患ったような人は、泣きべそをかいています・ヾ(。>