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カテゴリ:ムシおお日記
昆虫雑学 by:ムシおお
ムシキングの特殊わざの代表格と言えば、『とくしゅふうじ』だムシ。 出て来た虫たちを次々と捕まえる姿は恐ろしいムシね。 今回はそんな戦慄の昆虫カマキリについて調べてみるムシ! 「ダルマさんが転んだ」 カマ状の前あしを持つカマキリ。 世界には、約1800種のカマキリがいると言う説が主流です。 その特異なけいたいが昔から人びとに強い印象を与えてきました。 身のほど知らずのたとえとして「蟷螂(とうろう)の斧」ということわざのあるほどで、 カマキリは昆虫の中でも抜群の知名度を持っていると言えるでしょうね。 カマキリは動くものは何でも餌とみなす。 これが同種のオスであろうとしばしばメスの餌食にされてしまう。 メスはまずオスの前胸と頭を食べますが、 頭を失ってもの交尾中のオスも腹部は勝手に動き、初期の目的通りに交尾をはたすらしいです。 こんな行動からも、カマキリのメスはとりわけ日本では毒婦の代名詞となり、 「かまきり夫人」なんて言葉も生まれましたね。 実際にオスがメスに接近するのは命がけです。 メスをみつけたオスは、ただちに不動の姿勢をとる。 さいわいにメスが気がつかないと少し接近し、気付かれればすぐに不動の姿勢にもどる。 この時に脚を上げていたら、その不安定な姿勢のまま動かなくなる。 こうして、オスは動と静を繰り返して少しずつにメスに近づいて行きます。 まさに「ダルマさんが転んだ」ですよね。 カマキリのメスは、相手が動いていれば餌と区別できない。 だから交尾のときにオスがメスに食われる、まさに“事故”がおこる。 これに対してオスの方は、メスをメスとして認知しているため、 オスによるメス食いはおこらないという事です。 やっぱりカマキリは恐ろしい昆虫だムシ。 カマキリがカマキリも捕まえてしまう、とくしゅふうじの効果もうなづけるムシね。 カマキリに捕まらないように、そ~っとボタンを押してもダメムシか? 『とくしゅふうじ』、恐るべしだムシ。 Mushiking Team FIT は、けいた君を応援しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.26 06:52:43
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