7月22日のれんらくと宿題
☆ 次回が夏休み前の最後の練習です! 合奏は『ガリバー旅行記』を練習します。! 今日の合奏で気になったこと!・管楽器の皆さんは、アーティキュレーション(スラーやテヌートやアクセントなど、音符/楽譜をどう表現するかを示しているもの)の吹き分けが、全くうまくできていません! 特に曲の中のスラーは、とても大事な“ことば”を表しています。3楽章は、空に浮かぶ雲島のお話を語っている音楽ですから、全員、曲をしっかり見直しておいてください。Fl:今日はロングトーン、タンギング、『ガリバー旅行記』の練習をしました。ロングトーンでは、音程が気になりました。低音はほとんど合っていますが、特に中音、高音のズレが気になります。あまり音が高いと思わず、低音のようなリラックスした状態で、でも息のスピードは緩めないように注意しましょう。今日はいつもよりていねいに、一人ずつ音程を合わせていきました。それぞれ自分の音程がどうなりやすいのか、発見できたと思います。これからの練習ではそのポイントを意識して吹きましょう。タンギングはとても良かったです。その調子で続けていきましょう。『ガリバー旅行記』では、「パート練習でできているのに合奏ではうまく行かない」というところが、それぞれあったと思います。特に目立つところは、誰でも緊張してしまいます。個人で練習しているときも、常に本番の舞台をイメージしてみましょう。練習のときからほどよい緊張感をもつこと、です。宿題は、『ゆかいに歩けば』『ガリバー旅行記』の復習をしてきてください。合奏で注意されたこと、自分で気づいたことは楽譜にメモしておきましょう。Cl:今日は始めに、ロングトーンを立って練習しました。体の使い方をきちんと意識して、吹くことができました。座って吹いたときと比べて、音の響きや太さが全然ちがいましたね!座って吹くときにも、同じような音が出せるように意識しましょう。曲は、『ガリバー旅行記』の3楽章を中心に練習しました。曲の始まりでは、下の音をしっかり吹いて、上の音は楽に吹きましょう。音が上がるときに、優しく、ていねいに吹くことを注意して、アクセントになったり、音が飛び出たりしないようにしましょう。また、フレーズをもっと長く感じましょう。どこが頂点になるのか、フレーズが途切れないようにするには、どこでブレスをしたらよいのか、考えて演奏しましょう。アーティキュレーションの間違いが、まだ見られます!気をつけてください。宿題/『ゆかいに歩けば』、『ガリバー旅行記』の復習Sax:
今日もはじめにロングトーンをしました。最初のB♭の音程や音色はとても良くそろっているのに、スケールでは、音が高くなるにつれて音程がずれてきたり音色が合わなくなってきてしまいます。とくに高音は音程が高くなりやすいですから、あごを引いて息の方向を下向きにして、調整しましょう。
『ガリバー旅行記』
今日は3楽章を練習しました。ブレスの穴が大きすぎて、音の長さが足りない所が多くあります。メロディーのフレーズに合ったブレスの場所を考えることと、なるべく素早く息を吸うことを意識しましょう。また、スラーがきちんと表現できておらず、音と音がつながらないことがあります。しっかり楽器に息を入れて、なめらかな演奏を目指しましょう。
『ゆかいに歩けば』
音は問題なく並んでいますが、ただ吹いているだけに聞こえてしまいます。パート練習でも何度も注意していますが、自分の役割をよく考えましょう。とくにこの曲は、ほかの曲に比べて伴奏を担当する場所が多いですから、それにふさわしい吹き方を考えましょう。
宿題/
パート練習ではできていたのに、合奏になると思うように吹けないことがあると思いますが、他のパートの動きが頭に入っていないことが原因の一つと考えられます。自分がメロディーを吹いている時にだれがどんな伴奏を吹いているのか、自分がお休みの時にどんな音楽が展開しているのか、楽譜を見ながら音源を聴いて確認してきてください。
Trp:
『ゆかいに歩けば』
4分音符や2分音符を音の長さぶん、しっかり伸ばすようにしましょう。そのために、4分休符や8分休符がどこにあるのかを確認して、どのタイミングで音を切ることができると良いのかを考えましょう。
『ガリバー旅行記』
・3楽章
たくさん休符があった後の初めの音を、しっかり発音するようにしましょう。途中から聞こえてくるのではなく、頭からはっきりと聞こえるように自信を持って演奏しましょう。
[B]最初の4小節間を、一息で吹けるように練習しました。一息で吹くことによって、フレーズのまとまりを表現しやすくなります。最後に息が足りなくなってしまわないよう、演奏前に十分に息を吸うことを忘れないようにしましょう。
○宿題
『ガリバー旅行記』1,3,4楽章の復習をしてきてください。Hr:今日もまず呼吸の練習をしました。だいぶ自然に、大きく息を吸って吐くことが出来るようになってきました。楽器を吹いているときも、大きく息を吸うこと吐くことを忘れないようにしましょう。口の形、頬(ほほ)について確認しました。口が横に開いているときと、タテに開いているとき、頬(ほほ)がふくらんでいるときといないときの音色の違いを確認しました。口を横に引いたり、頬(ほほ)がふくらんでしまうと息がスムーズに入っていかないので、口をタテに開き、楽器に直接息を入れるイメージで吹きましょう。いつも気を付けていれば、できるようになります。来週はもっと良い音で吹けるように、がんばりましょう!○新人さんへ今日は、正しい音でしっかり吹けていました!自分の役割をきちんと果たしていましたね。あとは前まで音が届くように、息をたくさん入れて、音を遠くに飛ばすイメージで吹くことに注意しましょう。○宿題『ガリバー旅行記』1、3、4楽章の運指とリズムの確認をしてくること。Trb:○ロングトーン4拍ごとに、スラーで半音ずつ下がるロングトーンをしました。音が下がる時、次の音をしっかりと意識しながら吹くことで、よりなめらかなスラーになるよう心がけました。それから、しっかりと最後まで音を伸ばしましょう。最後の「お腹のささえ」をいつも意識して、曲を吹くときにも活かせるようにしましょう!○音階練習音階の流れを大切にしましょう!大きなポジションの移動がある時は、体を動かしますし、スライドの長さが変わるので、息の流れから途切れてしまわないように気をつけて演奏しましょうね。○『ゆかいに歩けば』短い発音の時に、タンギングだけや、息だけにならないように、息とタンギングのバランスを良くして吹くように心がけました。息を送り出しながら吹くことはすごく心の準備が必要なことなので、テンポに気をつけながら、落ち着いて吹いてください!○『ガリバー旅行記』ミュートをつけた時の音量の指示は、「ミュートをつけた状態でその音量に聴こえるように演奏する」ようにしないといけません! 3楽章では、カップミュートでmpに聴こえないといけませんから、思っているよりもたくさん吹き込まないといけない、ということを考えて練習しました。それから、もっともっと全員のテンポ感とタイミングを揃えて演奏しましょう! パート内できちんと揃った演奏にならないと、合奏ではもっと揃えるのが難しくなってしまいますから、練習の時から気をつかって、演奏をしていきましょうね。宿題/今日の練習でやったことを忘れないようにしてください。『ガリバー旅行記』3楽章は、6/8拍子のリズムに乗って進むので、そのテンポ感を考えながら、いつでもリズムを歌えるようにしましょう。Euph:今日は、『ゆかいに歩けば』のふりかえりと、『ガリバー旅行記』3楽章の徹底練習をしました。出席した人たちへの宿題は、シンプルに「今日おさらいしたことを忘れない!」です。『ゆかいに歩けば』・[12]小節目は8分休符からはじまります。飛び出さないように気をつけましょう。・[22]小節目のアウフタクトからのメロディがハッキリ出られるように、きちんと準備しましょう。半拍前の八分音符からフォルテで吹きますよ!『ガリバー旅行記』3楽章・新人さんと2年目さんには、吹かなくて良い部分を少し作りましたが、吹くべきところはきちんと演奏できるように、何回も参考音源を聴いて、楽譜を理解しておきましょう。特に[B]9小節目からは、年長さんたちとブレスの位置を変えました。それぞれが役目を果たして、はじめて、楽譜通りユーフォニアムのフレーズが美しく響く計画ですので、がんばりましょう。・年長さんたちにはソロが何カ所かありますが、臆さず、息をたっぷり吸って吐く、という基本にのっとって、自信を持って吹きましょう。・この楽章は“スラーが命”です! 自分の都合でスラーを無視してしまう人もいますが、絶対に許されません!! スラーを美しく演奏するのがユーフォニアムの役目ですよ!次回は『ガリバー旅行記』1、3、4楽章を練習します。Tuba:今日は、ロングトーンの練習、リップスラーの練習をしたあとに『ゆかいに歩けば』『ガリバー旅行記』の練習をしました。リップスラーは、先生と交互に行いました。自分となにがちがうか考えながら吹きましょう。音が移り変わる時に、お腹で息の流れを作るように、息をおしだすイメージでお腹を使って支えてあげてください。上の音になると口の中がどうしてもせまくなってしまい、口先だけで吹いてるようです。口の中は常に広く使いましょう。ロングトーンの時ももっとお腹の支えをを意識して、吹けると良いですね。『ゆかいに歩けば』全体的にとても良く吹けているのですが、だんだんと遅れてしまい、前に進むチカラがなくなってしまいます。推進力をもって演奏しましょう。強弱の変化にも気をつけてください。『ガリバー旅行記』3楽章を練習しました。スラーでの動きがまだ一音ずつになってしまいます、長いフレーズで取れるようにメロディをしっかり聞きながら吹きましょう。音が低いほど息の使い方が重要です。宿題/各自これまで配られた曲の譜読み、復習をしてくること。新人さん/『ゆかいに歩けば』を、音名と運指が一致できるように、またリズム通り、運指通りに指を動かせるように練習をしてきてください。Cb:今日は、基礎練習に、開放弦と「シ♭の音階」を練習しました。それから『ゆかいに歩けば』『ガリバー旅行記』3楽章を練習して、合奏に参加しました。まず楽器を構えたときに、弓が斜めになっていないか、必ず毎回確認するようにしましょう。開放弦の練習では、弓のスピードが一定になるように、気をつけましょう。『ゆかいに歩けば』8分音符を弾くときは、弓をもっとコンパクトに、使ってみましょう。力は入れずに、弓のスピードで弾くことを、意識しましょう。そのためには、弓を弦にしっかり乗せることが大切です。52小節目の、ダウンが続くところは、ボウイングを注意して、間違えないようにしましょう。『ガリバー旅行記』3楽章8分音符でしっかりとカウントをして、テンポに遅れないようにしましょう。指揮を見て、テンポをつかめたらいいですね。ピッチカートは、思っているよりも、音量を大きく出したほうが、良いです。特に[A]は、左手でしっかりと押さえて、弾きましょう。26小節目の4拍目に入る前は、弓をすばやく弓先に移動させて、弾きましょう。曲を弾くときは、常に次の動作を考えながら、弾けるといいですね。それから、合奏中はよく指揮者を見てください。それが出来たら、次は他のパートの音をよく聞きましょう。Perc:<M先生より>全員で、『ゆかいに歩けば』と『ガリバー旅行記』3楽章、に取り組みました。○『ゆかいに歩けば』・スネアドラムロールの手数を合わせて、手順を確認したところがあります。全体的にテンポが速くなってしまうので、落ち着いて、行進をイメージして演奏しましょう。・ウッドブロックテンポキープが大切です。また、曲全体のなかでウッドブロックがどのような役割をもつのかを考えました。音量や音色を、音楽に合わせて変化させるテクニックを身につけていきましょう!・シンバルマーチにおけるシンバルは、音量を抑えながらリズムを刻み続けなければならないため、演奏すること自体が大変なこともあります。ですが、テンポよく軽快な演奏として合奏が成り立つには、シンバルの爽やかな音色が不可欠です。演奏方法の種類として、「一打一打に魂を込めてたたく!」というよりも、「テンポにのって、音楽の流れのなかでさりげなく合奏を盛り上げる」といったイメージで演奏できると良いでしょう。○『ガリバー旅行記』3楽章・ティンパニだんだんと楽器に慣れ、良くなっている部分がたくさんあります!ティンパニは音の余韻が長い楽器ですので、ミュート (マフリング) の使い方も、演奏のテクニックとして大切なことです。楽譜に書いてあるリズムと、それに伴うミュートの手の動きを、連動させていっしょに覚えましょう。・サスペンドシンバル[D]のクレッシェンドは、最後の1発を決めずに、トレモロの盛り上がりから頂点をつくるようにしましょう。宿題/次回は、合宿前最後の練習です。合宿での目標を、きちんと考えていてください。