2023/10/19(木)07:00
【ストレスと脳波とリラックス】
【ストレスと脳波とリラックス】
1953年、アメリカのホセシルバ博士が「シルバメソッド」というものを考案
しました。
ストレスが起きたときの脳波がどのような変化をするか、また、左脳と右脳の
使い方で潜在意識の力を発揮できるのではないか、などの研究をしました。
脳波には4種類があるのは多くの人が知っています。
デルタ波、シータ波、アルファ波、そしてベータ波です。
デルタ波は、深い眠りのときに1秒間に4回以下の振動をします。
シータ波は、浅い眠りのときに1秒間に5~7回です。
アルファ波は、居心地のいい状態でリラックスしているとき、1秒に8~13
回です。
ベータ波は、日常的に活動をしているときで、1秒に14~21回です。
ストレス状態が続いたら、早めにアルファ波の状態になるようにすればいいと
いうわけです。
ホセシルバ博士が提唱するのが次の内容です。
1・椅子にゆったりと座り、目を閉じます。
2・深く呼吸をして、吐きながら、体をリラックスさせます。
3・ゆっくりと100から1まで逆に数えます。
4・自分が知っている、どこか心のやすらぐ場所を想像します。
5・「私は健康な心と体を維持できる」と心でつぶやく
とりあえず、無理しない程度でやってみよう、というぐらいの気持ちで実践し
調子がよくなれば続けるのです。
向き不向きはあるかもしれません。
精神科医の斎藤茂太さんが、次にように言いました。
『ストレスをなくすには、リラックスが必要です』
簡単な言葉ですが、自分に適したリラックス法を見つけることができれば、人
生の質はかなり上がります。
自分の脳波を完全にコントロールすることはできなくても、このようなやり方
がある、と知っておくだけで何かの役に立つと思います。
(by ハートリンクス)