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November 25, 2005
カテゴリ：息子
 （これがうちの芝居上手な息子です） お昼ご飯を食べた後 どうした事か息子の元気が無い。 ソファに寝転んでぐったりしているので どうしたのかと訊くと 「幼稚園に行きたくない」 何て言う。 「なんで？」 「疲れてるんだ」 もしかして熱でもあるかと額に手を当ててみたが そんなようでも無い。 「どこか痛いの？」 と訊くと 「お腹が痛い」 といつもの言葉。 息子がこういう時は 嘘の時が多いので 鵜呑みにしてははいけないのは経験済みだ。 「熱も無いし、ご飯も全部食べたんだから大丈夫よ」 と言い聞かせて いつもの時間に外へ出た。 歩きながらも息子は 「家で寝てたい」 だの 「疲れてるんだ」 だのブツブツ言っている。 でも 「お腹が痛い」 と言われてしまうと 私ったら自分の都合で 息子に家にいてもらいたくない物だから 無理に病気の息子を幼稚園に連れて行こうとしているんじゃあ なんて自分を心の中で責めてみたり いやいや、息子のはただの仮病だ なんて言い聞かせたり 結構な葛藤があって やっと幼稚園についてみると 友達を見つけた息子は いつもと全く変わらない様子ではしゃぎだし じゃあ、又後でね と言う私の言葉なんて聞こえていないかのように 門の中に走って行ってしまった。 やっぱり芝居だったのかな？ とほっとしたのだが 家に帰った後でも もしかしたら幼稚園から 息子が熱を出したから迎えに来い 何て言う電話がはいるんじゃないかと 気が気ではなかった。 少し心配しながら いつもの時間に迎えに行って見ると 私を見つけた息子は開口一番に 今日はケーキを食べて お誕生日の歌を歌って お菓子を一杯食べたんだよお なんてとっても楽しそうに言う。 そう言えば今日は11月生まれの子達のお誕生会だったんだわ と思い至ったが そんな事より息子のこの楽しそうな様子はどういう事だろう と腹が立つ。 昼間のあの悲惨な様子は やっぱりただの芝居だったのだ。 全くそのせいで私がどれだけ心配したのか 全然わかってない息子。 これからは私の心をもてあそぶような芝居は お願いだからもうやめてくれ！！ と言ってみたけど わかってるんだかいないんだか・・・。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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