思えば遠くへ来た私

バカンスに入ったら

絶対美容院に行くと言っていた旦那。

今日やっと重い腰を上げて

息子まで道ずれにしていって来た。

行って来たのはいいのだけれど・・・。

美容院に行く前の息子はこんな感じだった↑。

髪の毛が少し長くなっていて

前髪は目にかかるほどだった。

そろそろ髪は切らなきゃいけないとは

私だってわかっていたのだ。

だけどねえ。

これまで何度かフランスの床屋の悪口は書いたが

書いた後ちょっと後悔してたのだ。

全部が全部へたくそな訳じゃないし。

たまたま旦那が通っている美容院が

すっごく技術が無い店員が揃ってるだけなのだと

そう思う事にしていたのだけど。

今日増々この思いが強くなる出来事がありました。

だって帰って来た息子の頭が・・・



ウニ・・・？



見た途端「げげっ！！」と思ったけど

運良く旦那の目配せの意味を理解して

「ええと、随分短くしてもらったんだねえ・・・」

とかろうじて

引きつった笑いを息子に投げかける事が出来た。

本心は

「何だって又こんなに短くされちゃったのよ！！」

だったのだけど

もしそんな事を言おう物なら

息子が哀しみの海にどっぷり浸かるのは目に見えていたので

あえて本心は押し隠し

「可愛くなったじゃない・・・？」

と息子に心にも無い事を言った私。

息子はまんざらでもないようで

「さわって、さわって」

と私や娘に頭を触らせて喜んでいた。

一応自分でも鏡を見た息子だけど

自分の頭がウリ坊主ならぬ

ウニ坊主にされたと言う事は

今イチ理解していないようなので

どうかこのままなんにも気付かずに

静かな毎日を送って欲しい物である。







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