思えば遠くへ来た私

今日のお昼は義母の家にお呼ばれ。

今日は義弟F家族も呼ばれていたらしく

私たちが着いた直後にやって来た。

勿論義妹も一緒。

その義妹がうちの娘を見た途端、

「ほら、やっぱり、私の目に狂いは無かったわ！！」

ととっても満足気。

実は今日うちの娘が着ていた赤いブラウスと白いパンツは

義妹が娘の2歳の誕生日にくれたもの。

もう何回か着せてはいたのだけど

義妹にはまだ娘が着てるのを見せてなかったので

わざと今日娘に着せて行ったのだ。

そしたら義妹

「なんて似合ってるのかしら！！

　○○ちゃんにはこれがピッタリだろうって

　この服を見た時にピンと来たんだけど

　本当に似合ってるわあ！！」

・・・聴いてる方が恥ずかしくなるくらいの自画自賛。

う～ん、やっぱり義妹だなあ。

長年の付き合いで

こういう人だとはわかってるけど

今日はあらためて義妹の凄さをかいま見た気がした。

そして食事中の事。

メインを食べ終わってサラダを食べていた時、

サラダはいらないとうちの旦那がタバコを吸いに席を立ち

子ども達も遊びたくてとっくに席を外していたので

テーブルには義両親と私、そして

義弟夫婦しかいなかった。

義妹が最近働きだした事を話し始め

「そう言えば・・・」

とつい最近義弟と喧嘩になったいきさつを語りだした。

義弟はどちらかと言うとおっとりしていて

良く言えばおおらか

悪く言えば事なかれ主義。

だから義妹が話しだした時も

別に彼女の言葉を遮りもせず

静かに一人で食事をしていた。

そして義妹が

「あなたたちの息子は時にとっても意地悪なのよ」

と義両親に言い放っても

まるで他人事のように聞いてるんだかいないんだか。

その時は私もちょっとふざけて

「彼だけじゃなくてうちの旦那もそうよ」

なんて言ってしまい

義妹に

「ありがとう！！」

なんて感謝されてしまったけど。

でもそれを聞いた義母

「そんな事言われたって

　今は一緒に住んでないんだから

　私にはどうする事も出来ないわ」

と笑いながらかわしたら。

なんと義妹

「だから、彼らがこんなに意地悪なのは

　あなたたちの育て方が悪かったからよ」

なんて言う。

・・・・・・。

私は別にそこまで言うつもりは無かったし。

まあ、この間の喧嘩の時に

義母の育て方が悪いとかこの日記にも書いたけど。

でも面と向かって本人に言う事はないんじゃ・・・？

ああ、さっきふざけて言った台詞をどれだけ取り消したかったか！！

それにねえ。

義妹が他人の子育てに

あれこれ言える立場とも思えない私。

実は今日は他にもこんな事があった。

息子といとこJが庭に降りてしまったので

うちの娘もそれに着いて階段を下りようとしてるのを見て

急いで助けに行ったら

帰ってきた私に向かって義妹がこう言った。

「構い過ぎるのもいい加減にしたら？

　いつまでも後を追ってばかりいたらダメよ。

　階段だってずっと助け続けてたら

　いつまでたっても一人で下りれないわよ。

　子供がやりたいようにやらせなきゃ子供の為にもならないわ」

・・・余計なお世話じゃ！！

勿論これは私の心の中の声ですが。

でもね。

義母の家の外階段はとっても急で

まだ上手く階段の上り下りが出来ない2歳3ヶ月の娘を

落ちないように助けに行く母親のどこが悪い？
　
と思った私、

ちょっと腹が立ったので

「うちの娘はまだ上手く上り下りが出来ないから

　落ちてしまう事もあるだろうし」

と言ったら

「一度くらい落ちたってどうって事無いでしょ。

　むしろ落ちた方が学習するわよ」

ですと！！

その一度が致命傷ってこともあるだろうに！！
　
「とにかく私はまだ怖くて

　黙って見てられないから」

と言ってやりましたが

はっきり言ってアンタに私の子育てに口だして欲しくないわい！！

そう言えば一度

いとこJが階段から落ちて顔を何針か縫う怪我をしてたっけ。

そう言う事になっちゃイヤだから

私は娘の後をついてまわってるんだって！！

っていうのも勿論言えませんでしたが。

後1ヶ月で3歳になるそのいとこJ、

今日はわりかし大人しくて

義母の家では何も壊さなかったけど

その後に義弟Fの家に皆で行った時に

やりたい放題やってたな。

そう、最近義弟F家族は引っ越して

義母の家からもそう遠くなかったので

皆でちょっとよってみたのだ。

誇らしげに各部屋を見せて回る義妹。

息子はいとこJと庭で遊び

リビングで義弟が作ってくれた飲み物を飲み始めて

急に義妹が言った。

「あれ？Lは？」

Lとは義妹が約一年前に生んだ男の子の事。

いとこJの弟だ。

後1ヶ月で1歳になるのだけど。

「もしかして車の中に置いて来たとか？」

と私が訊くと

義妹、車まで走る！！

連れて来られたいとこLは

なんと車の中で寝る事もせず

起きてご機嫌だったそう。

・・・なんて良い子！！

それにしても・・・

彼らの家に着いてもう30分位立ってたんじゃないかしら？

この一件で、

やっぱり義妹には

他人の育児に口を出す資格はないと

確信した私でした。

いくら育児の先輩で私より年上だからって

いつまでも大人しく黙ってると思ったら大間違いだから！！

って、

いつか言えたらいいな・・・。






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