◆わがままなあたし達の恋(￣ー+￣)◆

久々コイバナでもしてみようかな。あたしと彼とは５年半前コンパでであったの。お酒の大好きなあたしとお酒のまったく飲めない彼。もちろん話がはずむわけもなく、あたしがその時盛り上がったのも別のお兄さんだった。そん時はたぶん一言も向き合って話しなかったしね。でも不思議なことに今となりにいるのはその一言も話をしなかった彼。こんなに一緒にいても、価値観や笑いのつぼ、すきなものなどとことん合わない彼である。（笑）もちろんドライブ中聴く音楽も、おうちでくつろぐ時にみたいテレビもお互いに異なる。まずあたしが好きな曲は、ノリノリなスピード感のあるどちらかといえば今はやりの音楽。ラジオには興味がない。それに大して彼が好きな曲は、８０年代にヒットしたぐらいの洋楽で、割とラジオを聴きたがる。彼が聴きたいといって流す音楽を聴いてると、申し訳ないんだけど、気づいたら寝ちゃってるの。そしてあたしが聴きたい音楽を聴いてると、彼は退屈そうな顔（笑）そしてテレビ。お笑い好きな点では同じなんだけど、ダウンタウン好きなあたしと違い、彼が好きなのはナインティーナイン。笑うところもいつも違う。あたしが笑うときは彼は笑っていない。彼が笑っているときあたしは笑っていない。あたしは本当は同じものを好きだと言って共感してくれる人が理想。あたしが「これ素敵でしょ？」って言ったら「おお！ほんとだねー。これなかなかいいじゃん」って認めてほしい。であった頃はそれがストレスになって、結構その事でがみがみ言ってたかもしれない。一緒にいると疲れるとも言われた。。。それなのに今も一緒にいられるのはなぜか考えてみた。それは彼の懐の深さにあると断言できる。このわがまま極まりないあたしを、うまく手のひらで転がしてくれる彼だからこそうまくいってるんだな。そしてそれまでのあたしは、割と自分をおさえて強がってまで彼に尽くして、いつもせつない思いばかりしてる恋を繰り返してきてた。でも彼にはなんでもさらけだせた。ださいところも、性格の悪いところも、器の小さいところもみんなみんな。それをいつもにこにこしながら見ててくれる安心感があったからこそのことだ。ほんとの自分をみせられる相手。そしてお互いに出す空気が同じなのを感じる。彼の周りではゆったりした空気が流れる。その空気にうまく包まれてる感覚。その空気に居心地のよさを感じるんだ。彼も同じふうに思ってくれてるといいな。