【書籍感想】京都くれなゐ荘奇譚3 霧雨に恋は呪う
書籍の感想です。今回は「京都くれなゐ荘奇譚3 霧雨に恋は呪う」です。京都くれなゐ荘奇譚(三) 霧雨に恋は呪う (PHP文芸文庫) [ 白川 紺子 ]シリーズ第3巻です。20歳までに死ぬ呪いをかけられている澪は自身の成長を目指して今回も頑張ります。しかし、呪いをかけた呪いそのものである高良、高良を利用してきた和邇家、逆に高良を祓うことを家命としている日下部家、和邇家の人間だけど、澪を心から心配する波鳥。様々な人の様々な思いが交錯しながら、物語は進んでいきます。澪の師匠役を担っている八尋と祓いに行ったり、高良からお祓いの依頼があり、それが澪の成長のためであったり。高良と澪が動けば日下部家も動きます。しかし、日下部出流は家命だから仕方なく高良の側にいるだけで積極的に何かしようとはしません。澪に協力することは高良を祓うことに繋がる可能性があるので、それとなく情報をくれたりします。なんとなくみんな澪に協力しています。思惑はそれぞれ全く違いますが。今回、日下部出流が協力姿勢を見せたのが印象的でした。後、高良の澪に期待したいけど、上手くいかなかった時の絶望を思い出し、必死に期待しないようにしているところも、八尋じゃないですか、人間臭いですね・・・