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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎」です。 ![]() 時をかける眼鏡(医学生と、王の死の謎) (集英社オレンジ文庫) [ 椹野道流 ] ふと手に取った本でしたが、意外と面白かったです。 医学生で将来法医学者を目指している遊馬がひょんな ことから過去に飛ばされてしまう。 そこでは皇太子が王殺害の罪に問われ、今にも死刑に されようとしていたのです。 検死の知識を披露したことで、遊馬は皇太子の無実を 信じ、助けんと奔走する皇太子の弟に協力することに なるのでした。 ちなみにこの弟が微妙で3人の兄弟の末っ子だったことも あり、姫王子という複雑な育てられ方をされてしまいます。 要は王子なのに姫として育てられ、場合によっては縁組も するらしい。 見た目は絶世の美女なのに男の子という末っ子。 うーん、コワイ(笑) かなりグータラで殺人の嫌疑を自力で払いのけることも しない長男、眉目秀麗で実務の能力も高い野心家の 次男と、なかなか個性的な面々が登場し、読んでいて 楽しいです。 検死の部分はかなりあっさりですが、まあそれ以外の 部分が楽しかったから良いかな。 続きが楽しみ〜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.21 22:45:32
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