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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「幻想商店街」です。 ![]() 幻想商店街 (講談社文庫) [ 堀川 アサコ ] 商店街って象徴的なイメージってありますよね。 温かいとか、人情とかの象徴でもあり、衰退とか 高齢化とか負のイメージもついて回ります。 実際、商店街は苦戦しているからなのでしょう。 古き良き時代とか言っても、ショッピングモールの 便利さも捨てがたいものがあり、難しいところです。 この小説は商店街が舞台なのですが、この世の 人だけでなく、あの世の人も訪れる特別な存在です。 この世とあの世の境界という感じですね。 商店街の人々は別にあぐらをかいていたわけでは ないけど、そんな特別な役割を担っているという こともあり、商店街はずっと続くと思っています。 そんな中で持ち上がった道路拡張計画と商店街の移転 計画。みんな反対なわけですが、なんと怨霊が街中に 出るようになってしまいます。 幽霊は怖くないというか、しょっちゅう見かける人々も 怨霊は怖くて、移転に賛成する人も増え出します。 移転に反対&怨霊を救ってあげたいと考えるようになった ホタルは調査に乗り出すのでした。 悪役が見た目通り悪役でヒネリとかはないのですが なかなか面白かったです。 ひねくれ者二人がひねくれまくって起きた事件ですが、 目が覚めると良いんですけどね〜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.13 16:56:58
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