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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「われらはレギオン3 太陽系最終大戦」です。 ![]() われらはレギオン 3 太陽系最終大戦 (ハヤカワ文庫SF) [ デニス・E・テイラー ] レギオンシリーズ最終巻です。 名前の通り、アザーズとの最後の戦いが描かれますが、 それは全体の2〜3割くらいですかね。 アザーズには共存という言葉はなく、自分たち以外は 全部敵、倒して星系の資材をごっそりいただくという 種族なので、生き残るためには、アザーズを全滅させる しかありません。 結構派手な戦術とかもあってそれはそれで面白かった のですが、それぞれのボブが様々な星で繰り広げる エピソードもとても面白かったです。 例えば ・何とか滅亡寸前の地球から脱出してある惑星に入植。 そこには管理という名のもと自分たちの権力を維持 したい人々がいて、ついに反乱にまで至る ・半分コンピュータのボブと交流を持ったある女性が 死後ボブと同じになりたいという遺書を残していた。 家族は猛反対。ついに法廷闘争になる。 ・ある惑星に住んでいる知的生命体とともに暮らすことに したボフ。ついにもっとも仲の良かった友に寿命が 訪れる どれもこれでお話作れそうなエピソードで楽しめました。 ラストでボブたちはそれぞれがそれぞれの興味の あることに向かっていきます。 そのうち全宇宙がボブによって解き明かされる のでしょうか!? とても面白かったです。 難しい用語もたくさん出てくるのですが、思った以上に スラスラ読めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.17 08:57:07
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