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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「仏の顔も三度まで」です。 ![]() 千早あやかし派遣会社 仏の顔も三度まで (集英社オレンジ文庫 千早あやかし派遣會社シリーズ) [ 長尾 彩子 ] あやかしを派遣社員として紹介する会社でアルバイトする由莉のお話です。 色々なあやかしが出てきて楽しいです。 あとマスコットキャラの豆大福が可愛すぎる。 犬張子の姿をしたあやかしなのですが、食いしん坊なだけで大して役にも 立たないのですが、長く生きてきただけあって時々格好良いことを言ったりして 超キュートです。 なので、なかなか良いのですが、この巻は恋愛要素が強めなのでちょっと。 好きな人はオッケーなのでしょうけど、私はここまでくるとさすがに。。。と思ってしまう。 両思いなのにお互い奥手でなかなか言い出せないなんていう展開は良くありますが、 社長である千早は「好き」とは言わないものの、離したくないだの、他の男と話すのを 見るとイライラするとか、もうそりゃ言ってるも同然でしょ~という感じ。 一方、由莉はいろいろ千早にちょっかい出されたことで自分が千早を好きなこと気付いて しまいます。 当然周囲にはバレバレで、豆大福にはさっさと付き合っちまえまで言われる始末。 なのに付き合わない。本心、隙という言葉を言わない。という不思議な展開です。 一つあるのは千早の体には半分妖の血が流れていること。しかも凶暴な血です。 だから、千早は我を忘れて由莉を愛してしまうことを恐れています。 もしそうなった時に、隠神のように由莉を喰ってしまうのではないかと恐れているのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.05 22:52:35
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