2023/01/15(日)14:58
【書籍感想】お天気屋と封印屋 十年屋と魔法街の住人たち3
書籍の感想です。
今回は「十年屋と魔法街の住人たち3」です。
お天気屋と封印屋 十年屋と魔法街の住人たち3 [ 廣嶋 玲子 ]
今回はお天気屋のビビと封印屋のポーのお話です。
二人はお隣さん同士なのに今まで交流はなかったのですが、
今回ポーさんがビビをお茶会に誘ったことでおしゃべりが
始まりました。
二人がしてきた仕事の話を交互に話すという感じです。
今でのお話と少し関係しているものとかあって楽しかった
です。
例えば、嫉妬の霧というお話はいろどり屋のお話で出てきた
セグロとネリ、ミラの後日談みたいな話。
臆病な心というお話は十年屋のお話で出てくる
マダム・ゴーラの誕生秘話みたいな話です。
どの話もビビのお天気屋魔法、ポーの封印魔法が上手く
活用されていてとても楽しいですね。
ビビがもともとは良家のお嬢さんだったというのも意外
でしたが、そこで抑圧されすぎたことで、あんなに
はっちゃけた性格になっちゃったのかな。
しかもあの口癖は元々ではなく、憧れたサーカス団の
男の子の口癖を真似たものだったのですね〜