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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「後宮の烏6」です。 ![]() 後宮の烏 6 (集英社オレンジ文庫) [ 白川 紺子 ] 前巻で烏の枷を外すことに成功しました。 烏妃は烏を閉じ込めておくための枷であり、更に 烏妃は後宮を出ると死ぬ呪いがかかっています。 それを解いたことで寿春は後宮を出ることができる ようになり、烏が失った半身を取り戻せれば烏は 寿春の体から出ていけるようです。 利害が一致したことで高峻、寿春らは半身があると 思われる島に先遣隊を送ります。 そこでは俄に海底火山が噴火の兆しを見せるなど 怪しい状況です。 一方、寿春は前王室の一族であることが露見して しまいました。 前王室の一族は見つけ次第誅殺という法律はぎりぎり 廃案にしていたため、即刻死罪というのは避けられた ものの、危うい状況です。 いつ、誰の政治の道具にされるやもしれず、高峻の 苦悩は続きそうですね。 次巻の舞台は政治の話として北辺山脈、烏の力を 取り戻せるかという話として界島が中心になりそうです。 ますます楽しくなって来ましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.01 22:56:51
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