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Flatのガンプラ製作日記

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2023.06.25
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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「吼えろ道真 大宰府の詩」です。


吼えろ道真 大宰府の詩 (集英社文庫(日本) 泣くな道真 大宰府の詩) [ 澤田 瞳子 ]

泣くな道真の続編となります。
大宰府に左遷の憂き目にあった道真に「泣くな」という
タイトルは想像がつくわけですが、今回の「吼えろ」と
いうのは果たして何に吼えるのか。と思ったのですが、
そこまで朝廷に噛み付いたり、大宰府に吠え立てたり
しているわけではありません。
むしろ、「人はどう生きるべきか」みたいなお話かな
と思いました。
例えば大宰府ナンバー2の小野葛根という人がいるの
ですが彼はお世話になったナンバー1の叔父のために
イロイロ尽力しようとします。
それが大宰府のためでもあると思ったからです。
しかし厳密にはその両者は違う。
そしてそれを見透かされた対応をされ、初めて自分が
間違っているのではないかと感じ始めるのでした。

道真は道真で自身の不幸を嘆くような詩を書き散らし
ながら、実際には、したたかに大宰府に根を下ろして
生きていくのです。

与えられた場所で精一杯生きていくしかありません。
その中でいかに楽しみを見つけるか、この本はそんな
道真を描いている気がします。





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Last updated  2023.06.25 08:38:34
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