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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課4」です。 ![]() お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 4 (集英社文庫(日本)) [ 竹林 七草 ] カバーの夕霞は微妙に髪の毛がうねってて面白いですね。 幽冥推進課唯一の人間職員のはずなのにメデューサ みたいになってます(笑) そんな夕霞ですが今回も大活躍です。 登記上の土地所有者が亡くなっていて、地権者が誰か 分からない土地は実際かなりの数あるようで、用地の 有効活用の妨げになっています。 何しろ国が買い取ろうにも、誰と交渉して良いかすら 分からないのです。 さらに時間が経てば、元の地権者の子どもの子ども、 さらにその子どもと関係者が増えていってしまうのです。 土地のポジション的にはベストでも、地権者との調整 という意味ではものすごく困った土地だったのですが、 地縛霊に頼んで、代々の権利者を教えてもらうという 裏技で見事問題解消です。 ですが、そんな事ができたのも、彼女が真っ直ぐに 地縛霊の方の未練に向き合ったから。 彼女の頼みだからこそ、動いてくれたのだと思います。 そんな幽冥推進課に部署廃止の危機が・・・ 頑張れ!辻神。そして夕霞。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.30 21:16:07
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