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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「迷犬マジック2」です。 ![]() 迷犬マジック2 (双葉文庫) [ 山本甲士 ] マジックが帰ってきました。 可愛くて、大人しくて、ちょっぴり不思議なマジックです。 人生に迷っている人のもとにふらっと訪れて、優しく 良い方向に導いてくれます。 お父さんが亡くなっていて、新しいお父さんができそうな 小学生。いつもイライラしていて喧嘩したりで損をして いる若者。定年を過ぎて、2泊3日の徒歩旅行にチャレンジ したおじさん感じそして娘、そして孫までも亡くし、 気力を失いかけているおばあさん。 それぞれ抱えている事情はそれぞれですが、犬が、 マジックが間に入ることで、関係性を改善することが できたりするのです。 そりゃ本当に心から嫌いなら無理でしょうが、何となく 素直になれず、きっかけを探しているような人には マジックがいることで話題ができ、話すことで、相手の ことが良く理解できたりするわけですね。 さらにマジックを朝晩散歩に連れて行くことで、規則 正しい生活ができ、適度な運動ができることで、良く 眠れて、穏やかな心持ちになったりとマジックの魔法は 留まることを知りません。 最初は面倒だと思っていた人も次第にずっとマジックと いたいと思うようになるのですが、マジックは もう大丈夫だと判断すると別の人のところに行って しまいます。 寂しいけど、もうお前は一人で大丈夫、ということなの でしょうね。 マジック、かわいい。うちにも来ないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.02 16:55:50
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