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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「京は成仏びより」です。 ![]() 【中古】京は成仏びより / 神狛しず 幽霊が視える体質の鉄也が騒動に巻き込まれる話。 なわけですが、徹夜の一族「渡利家」はなかなか事情が 複雑です。お祖父さんにお妾さんがいて、その息子も 前妻(死別)、愛人(行方不明)、後妻とその連れ子が いる。鉄也はお祖父さんの正妻の息子の家計なのですが、 息子夫婦は医師となり、僻地医療に旅立ってしまって います。 鉄也は会社をリストラされ、奥さんと離婚し、伯母さんの もとへ居候しています。 なんかいやに複雑な家庭事情だなと思っていたら、 そこを解きほぐすのがメインのお話でした。 渡利家の話はおまけだと思っていたので、この関係を 解きほぐし、行方不明になった愛人とその子どものこと まで面倒を見る感じなのですが、話があちらこちらに 飛び交って理解するのが結構大変でした。 ちょっとわかりにくいなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.31 08:48:30
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