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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「デルフィニア戦記 第四部 伝説の終焉6」です。 ![]() デルフィニア戦記(第4部 〔6〕) 伝説の終焉 6 (中公文庫) [ 茅田砂胡 ] 本来はこの世界に存在していてはいけないリィ。 やはり女性の姿で居続けることはリィとしては本来 ではないと感じます。 ルウの力を借りれば元の姿に戻ることもできます。 しかしそれでは世間が納得しません。 ウォルは許すと思いますが、ウォルと同じくらい 好ましい「男性」がいて、彼は王に頭を下げないと 言ったら、反乱の種にしかなりません。 女性で、妃という立場だからこそ、妃殿下として 褒めそやされたのです。 だから、ルウといられればどこでも良いリィですが、 ウォルに迷惑をかけないためには帰るしかなかった のです。 ゾラタスの息子を打ち取り、パラストに壊滅的な トラウマを与えて、中央平原から戦火を絶やすことが できたのでした。 戻ったら、また会える可能性はないに等しい。 それを承知で、それでもゼロではない可能性を信じて 再会を約束して、リィは旅立つのでした。 おしまい。 楽しかった♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.14 22:52:07
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