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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「古着屋・黒猫亭のつれづれ着物事件帖」です。 ![]() 【中古】古着屋・黒猫亭のつれづれ着物事件帖 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 事件帖、とあるので、店主が謎解きが得意でガンガン 事件を解決していくみたいな話かと思って読み始めた のですが、ちょっとした事件(騒動?)か起こる くらいで謎解き要素は弱いです。 その分、着物愛に溢れた内容になっていて、着物良い かも、と思えるくらいの良い内容です。 主人公の波子は家と仕事を一度に失ったナシナシ アラサーで、自分に自信なんてまったくなかったの ですが、たまたま入った古着屋で、普段着の着物と 出会い、その魅力にハマっていきます。 オフィシャルな場であればしきたりに沿った 着こなしを重視するところですが、普段着なので、 バランスさえ取れていればオッケーと古着屋の店主 マリィに言われ、どんどん挑戦していく様が楽しいです。 謎は些細なものなのですが、ラスト1ページで 明かされた真実には「なるほど!」とびっくりです。 いやー、なるほどという感じでした。 面白かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.02 19:22:07
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