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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「本好きの下剋上 第五部 女神の化身4」です。 ![]() 本好きの下剋上第五部「女神の化身4」(5-4) [ 香月美夜 ] いろいろありましたが、ブリュンヒルデがカッケー ですね。マインちゃんの側近として、側仕えとして 非常に有能であることは分かっていましたが、アウブの 第二夫人となることを独断で提案する行動力が凄い。 カコイイです。 マインちゃんの側近が減ってしまうというマイナスは あるものの、ライゼガングの手綱を握り、大人しく させるためには最善と言える選択でした。 独断でアウブに提案したのも、もしアウブが拒否したい 場合は年若い娘の戯言として片付けられるようにという 配慮です。 ほんと視野が広くて有能です。 反対にやばいのはヴィルフリートね。 側近の甘言に振り回されてしまっている印象です。 本質的にはヴィルフリートはヴェローニカの孫なわけ で、ヴェローニカの仕打ちを考えればライゼガングが 簡単に許すはずもないのですが、ライゼガングの貴族 からの支持を得られなくて落ち込み、さらにその失敗 をマインちゃんの根回し不足などという始末。 おべんちゃら側近がヴィルフリートを甘やかすから ヴィルフリートはますます悪い方向に進んでいる 気がします。 一度こうなっちゃうとマインちゃんもアウブも信用 できなくなっちゃいそうで、戻せないのではと 不安になります。 マインちゃんがアウブになるしかないのかなあ。 でも、マインちゃんは本を読むために仕方なく仕事を しているだけだから、激務なアウブなんてやりたくない でしょうけどねー ヴィルフリートの側近を整理して、目を覚まさせる ことはできるのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.05 00:38:38
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