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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!2」です。 パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!(2) (レジーナ文庫) [ 八神凪 ] 2巻です。 前半はやや無理感があったのですが、結構楽しく なってきました。 福引でリゾート旅行に行ける事になります。 この辺の展開はイマイチと思っていたのですが、 女神の封印とそれにまつわる話になっていき、 ルーナが大きく関わっているようです。 更にはただの猟師だと思っていたルーナのお父さんが 10年前に魔王を倒した勇者らしいことが判明します。 そりゃ、ルーナがこの話に関わりありますよね。 そして前巻でただのクズ野郎だと思っていたアントンが 何でそんなに捻くれちゃったのかが描かれて良い 感じです。 アントンも勇者の恩恵を持っていて、本来は勇者の 恩恵持ちは何でもこなせる万能タイプのはずなのに どれもこれもろくにできないアントンは酷い扱いを 受けます。 しかしそれもアントンを誘拐してゲルズの策略で 勇者の恩恵を封じていたのです。 封じることで何か特別なスキルを得られるのでは ないかという人体実験です。 しかし、それは誰にも明かされていないため、 アントンは「勇者恩恵持ちのくせに」と蔑まれ、 アントンも努力がまったく結果に結びつかない 現実に打ちのめされていたのでした。 10年ぶりにゲルズに再会し、ゲルズが未だに アントンを利用しようとしている事に気付き、 何とか撃退する事に成功します。 今後の重要人物になりそうな予感です。 さて、ルーナはアントンが救おうとした 女の子を救うため、不死鳥を探すことにします。 ちなみにその不死鳥は女神の封印を担当している 一人のようです。 父親は謎の言葉を残して姿を隠してしまったので、 父親と再会する目的としても、不死鳥のもとへ 向かうのは必然なのだと思います。 という感じで2巻は終わりなのですが、残念ながら 3巻以降は出ていないようですね。 web小説としては続きが公開されていますが、 紙の本で出てくれるとありがたいですねー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.10 17:28:44
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