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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「カフェどんぐりで幸せ朝ごはん」です。 ![]() カフェどんぐりで幸せ朝ごはん (角川文庫) [ 栗栖 ひよ子 ] いやー、とても癒やされる良いお話でした。 どんぐりというカフェで美味しい朝食を食べて元気に なるというお話なのですが、朝食が体も労ってくれる のですが、心も労ってくれるのが良いところ。 1話は仲良し4人組で起きたケンカでどちらにも加担 したくない高校生遥が偶然カフェどんぐりで朝食を 食べることになります。 そこで遥は美味しい朝食を食べ、さらに店長から 孤食は寂しいわけではない、自立した大人だから こそ一人で食べられると言われ、自分の視野の狭さに 気付きます。 そして学校で遥が取った行動は・・・ 2話はブラックな企業に勤める男性。 会社に粗末に扱われていても、自分で自分を粗末に 扱ってはいけないと言われます。 お腹にたまれば良いという考えを捨て、食事を 楽しむようにしたことで、心に余裕ができ、ついに 彼はある決断をします。 紹介される朝食はどれも美味しそうなものばかりで 店長のアサヒは偉ぶることもなく、相手のことを 気遣った料理を提供するだけ。 そんな朝食を食べた人が幸せになっていく様は読んで いて、とても幸せになります。 私は一応朝食は抜かない人ですが、 「朝食を食べないことが問題なのではなくて、 食べないことで体調が悪くなることが問題」 というアサヒの言葉には納得です。 美味しいもの食べて、元気になって、 「よし、今日一日頑張ろう」と思えるような 朝食食べたいですねー カフェどんぐり、行ってみたいなー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.02.11 17:42:44
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