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Flatのガンプラ製作日記

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2025.03.05
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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「ライト・スタッフ」です。


ライト・スタッフ [ 山口恵以子 ]

映画勃興期に照明技師となった男の物語です。
時代としては1950年代でしょうか。
普通の会社勤めは合わないと思った顕は映画の助監督
の採用面接に挑みます。
それは不合格だったものの、照明係に潜り込むことが
できました。
最初は助監督になれなかったことに落ち込んで
いましたが、照明の奥深さに触れるうちに徐々に
照明にのめり込んでいきます。

この小説の良いところは当時の映画会社の雰囲気、
熱気を余すところなく伝えてくれているところです。
まさに職人の技です。
そして照明技師の仕事、技師の下につくサポート係の
役割も分かりやすく書いてあり、とても楽しいです。

技師の話だけでなく、役者さんや監督の話もとても
興味深いです。
ある監督が自分が使いたい女優を推すために彼女が
何を演じてもNGを出すという話が出てきます。
これをその女優が痛快な方法をやり返すのですが、
これはどなたか有名な女優さんの実話なのかなー

また、同時期に入社した助監督への羨望、同じく
カメラマンの助手との友情なども丁寧に描かれて
いて、読んでてホントに楽しいです。

後年、映画業界はテレビに押されていきます。
そんな中で顕がとった行動は・・・

終わり方も良かったです。
多くの方にオススメしたい作品です!





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Last updated  2025.03.05 20:28:44
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