初めの一歩

2007/01/18(木)15:08

みかた

まいにちのきろく(63)

我が家では、日中あまり大人用の番組のテレビを見ないようにしています。ですから連ドラや特集番組など、見たい番組を録画して空いた時間にチェックするのが、我が家のテレビの見方です。今日はその鑑賞会。(といっても私一人かもしくは娘と二人ですが)新聞で見た当日は「これは絶対録画しておかないと!」と思っていたはずなのに、日数が経つと意外と「もうこれはいいや~」なんて思えてきてしまうので不思議です。ここでも「取捨選択」をして時間の有効活用ができるので、ある意味良い方法なのかなぁなんて思っています。今日チェックした番組の中で、先週土曜日に放映された「世界で一番受けたい授業」がありました。これは、大好きで毎週欠かさず見ているものです。自分の知らない世界を超一流の方々の面白い授業で見せてくれるので、「知りたい欲」をしっかり満たしてくれる番組なのです。そういえば先日読んだ本の中に、今起きているいじめや自殺問題はどうしたら解決できるかという話がありました。その中には、たくさんの人たちに「憧れ」を持つ事、知識欲を一杯に満たすことに精一杯になれる環境がある事が、大人の世界も子供も世界もいじめや自殺からの解決を見出す方法になるのではないかと書かれていました。今の世の中、「憧れ」なんてあまり使わず、みんな「ふつうの暮らしをふつうにすること」が生きる全てみたいなところがありますが、「あんなふうになりたい」と自分を高める努力をしていれば刹那的になっている時間がもったいないでしょうし、「学ぶ楽しみ」と「知識を満たす喜び」を持っていれば、弱者や他者を排斥する事に無駄な時間を使うことは無いのかもしれません。そういう意味では、こんなその道の一流の方がたくさん出てきて、楽しい授業をしてくれる番組はとっても良いなぁと思うのです。そして、先週の番組の中で武田鉄也氏が、立方体の見方を例に出し、昔話を多極的に読み解く考え方の授業をされていました。私も昔子供の頃ゲームに使っていた小さなサイコロをいつも持っているのですが、自分では解決できそうもない問題や疑問などにぶつかったときは、必ずサイコロの目の1から6まで順に回しながら「なぜそう思うの?」「なぜそうするの?」を繰り返すようにしています。1の目の時には自分の考え方が一番!と思っていたことも、4の目になる頃には「ちょっとまって」もう一度考えて!になり、6の目には「?」が「!」に変わり問題解決するような事が多々あります。「多方面から考える」「客観的に考える」目を持つことで、物事が円滑に進んでいくことも多いもの。「見方」を変える事で、問題をしっかり「視かた」(調査)し、的確に「診かた」(診断)し、きっちり「観かた」(世話)をする。そして、たくさんの「味方」をもった人になりたいなぁと思った次第です。明日も頑張ります。大切な方々の上に、素敵な明日が訪れますように。   

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る