2007/09/25(火)10:56
わたし辞書
気温は中々爽やかな秋には近づいてくれませんが、それでも読書の虫がうずうずしだしたところを見ると、体内時計は秋を少しずつ感じているのかもしれません。先日新聞で、イミダスなどの時事辞典が売れなくなったと書いてありました。そういえば、会社勤めをしていたころには、会社に一冊、自宅に一冊と、折々に触れて辞典や辞書を引いていましたが、今我が家にあるのは、国語、漢和、英語、仏語等の辞書と、子供向けの辞典の類のみ。家にある辞書でわからない事はついついパソコンの電源をON。確かにインターネットは、調べたい事をピンポイントで迅速に調べる事ができるからとっても便利ですが、辞典や辞書を引く能力や読解力、自分が調べたかった事だけじゃない情報から学ぶ事等など、本を使って調べる事の大切さは失いたくないものです。そう思いながら家の中を見回すと、本が大好きな私の家はついつい本や雑誌類、新聞や情報誌の切り抜きなどで、あちこちが一杯になっています。私の夢の家には、ヨーロッパのお城のように天井までの作り付けの本棚がある図書室があって、はしごを登って好みの本をとり、重厚な机や座りごこちの良い椅子などの中で、晴耕雨読の日々を過ごせるようになっているはずですが・・・・、今はまだそこまでいっておりませんので、限られた本棚の中に収めなくてはなりません。新書やハードカバー、料理やアロマなどの趣味の本等は、吟味して買っただけに手放すことができませんし、今後も増えていく事はほぼ間違いない・・・・。では、どうやってスペースを作るか?整理方法を悩んだ結果、『わたし辞書』を作る事に決めました。新聞や情報誌のコラムや記事などは結構ためになるものが多いので、ついつい切抜きして取っておいたのですが、それも溜まってくると整理が必要です。雑誌類は、その時々の一流と言われる方々の教えや情報等など、ワークショップに行ったぐらいの事を教えてくれます。おかげさまで我が家はPCがあって、私自身タイピングする事は嫌いではありません。じゃあ、情報を要不要に分けて、A4サイズの紙にタイピングして、必要な写真なんかはコラージュして、「わたし辞書」を作ってみる。やってみると、『切り抜い』て『スクラップ』するよりも、『読み直し』して『文章を私なりにまとめる』事により、私の中に情報として落ち込んで行ってくれるような気がします。そして、何より見た目が揃って気持ち良い。学生の頃、ノートを上手に作る人は勉強ができると言われていたけれど、改めて実感。自分なりに分かるようにまとめて再構築するということは、それだけでも頭に入ってくるものが違います。こうして、まず背表紙が20cmのファイルを買って、「わたし辞書 vol1」の制作にとりかかりました。雑誌や切り抜きなどはまだまだ山のようにあるから、この整理が終わるまでには糖分時間がかかるけれど、一日幾つかの情報をまとめる事で、整理したという満足感と、ひとつおつむが賢くなったと思う充実感が得られる。「わたし辞書 vol1」から始まって、さて何冊作る事ができるかな?「私の勉強」が積み重ねられた、一頁一頁・・・。勉強のやり方を、この歳になってようやく掴む事ができました。果たして合格点を頂けるかどうかわからないけど、自分が好きな事を勉強し続けることができるのは、とっても幸せ。生きてるっていいなぁ。毎日がspecial♪