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森田理論学習のすすめ

2020.10.29
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カテゴリ:人間関係
2020年11月の生活の発見誌に「和談」という記事があった。
これは「かくあるべし」を相手に押し付けるのを防止する効果があると思いますので紹介させてもらいます。

和談というのは相手の意見を聞いた後、先ず「なるほど」ということをルールとします。
自分の方に異論があっても無くても「なるほど」と返事をするのです。
それから、決して相手の意見を頭から否定しないことがルールです。
「なるほど」と先ず相手の話を聞いて肯定的に受け取り、そのあとで自分の意見を出すようにします。このような話し方を「和談」と呼んでいます。

和談による話し方ですと、意見交換が和やかに進み、お互いの意見の違いによる「対立や不和、喧嘩、争いなど」などが起きなくなります。
さらに、みんなで話し合った結果は、創造性のある建設的で優れた解決策を生み出すことにつながる話し方なのです。

例えば、
「なるほど、そうですか。でもこんな意見についてはどうでしょうか」
「なるほど分かりますよ。私も以前はあなたと同じことを考えていました。でも、今は、こんな風に考えているんですよ」
「なるほどね、そうなんですか。分かります。しかしながら、こういった意見についてはどう思われますか」・・・

会議などにおいて、せっかく勇気を出して発言した意見などに対して「それは違う」と他の人に頭から否定されたり、いきなり「それは間違いです」とみんなの前で言われたりしますと、あまりいい気持ちはしないものです。
中には腹を立てて話す気にもならず黙り込んでしまうという方もいたりします。

目上の方には「なるほど」の代わりに「おっしゃる通りです」とか「その通りだと思います」などが宜しいかと思います。
または、「なるほど、おっしゃる通りです」や「なるほど、その通りだと思います」と、付け加えるようにするといいですね。(生活の発見誌11月号 46~49ページ引用)

この和談という考え方は、「かくあるべし」から事実本位に移行するための一つの手法として付け加えたいと思います。「私メッセージ」に匹敵する、素晴らしい考え方です。
いきなり自分の考え方を、一方的に相手に向かって話し、対立関係になることを防止してくれます。「なるほど」という言葉は本心ではなくてもいいのです。
形から入るということが肝心です。
相手と話しするとき口癖にして、しまうことが大切なのです。

これによく似た言葉で「そうなんだ」という言葉をよく耳にします。
「分かるよ、あんたの気持ちは」というのもあります。
これも「なるほど」という言葉に共通することがあります。
これらは別に本心から出た言葉でなくてもよいのです。
そういう態度が習慣化されているということが大事なのです。
自分の立場、考え方、気持ちを最優先するのではなく、まず相手の立場、考え方、気持ちに寄り添うという気持ちが優先されています。ここが肝心なところです。
こういう人間関係は歯車を動かす時に、潤滑油が十分に行き渡っている状態です。
そうでない場合は、常に対人関係で対立を招き、歯車でいえばギイギイと音がしている状態です。その時、我々の場合でいえば自己防衛にシャカリキになってしまうのです。
そして本来の生き方からずれて行ってしまうのです。






Last updated  2020.10.29 06:32:35
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