カテゴリ:自分中心の生き方 他人中心の生き方
他人中心の人は、いつも他者の顔色や反応をうかがいながら考えたり行動しようとするために、自分の感情や意志を見つめる機会が持てなくなってしまい、自分の意志で考え選択することができなくなってしまっている。
その上、人の心や気持ちをうかがいすぎているために、「自分が主張すれば嫌われてしまうのではないか。見捨てられてしまうのではないか」と考えたり、「主張するには、相手と戦わなければならない。相手に勝たなければならない」と考えて、「責められるのが怖い。攻撃されるのが恐ろしい」からと自己主張をするのをあきらめてしまっているのだ。 それで結局我慢して、心の中で相手を責めて、相手に振り回されながら不平不満を募らせていくという悪循環に陥っているのである。 我慢する、耐えることが習慣になっているために、不満やストレスがどんどん蓄積されていく。 それが耐えきれなくなると、最後には爆発する。 超新星爆発、ダムの決壊のような現象を起こす。 そして修復不可能なほど人間関係は悪化する。 (もう他人に振り回されない 石原加受子著 11ページを参照) これに対して自分中心の人は、自分の感情、五感の感覚、気持ち、気分、思い、体の感覚、欲求、意志、希望を大切に、第一に優先して考え、行動しています。 そういうことが実践できている人です。 自分の気持ちが楽か、自分の体が楽かを重視する。 そういう人は自分の中で葛藤がなくなり、楽になります。 そのためには 自分の気持ち、感情に気づく 自分の○○したい。○○したくない、といった欲求に気づく 自分の「好き嫌い、快、不快」といった感情を基本にする 相手よりも、まず自分の意思を最優先する 自分の気持ちを基準にして「断る、引き受ける」を決める。 相手の気持ちを思いやることは大切だが、順序が逆になってはならない。 まず自分の気持ちを明確にして、その次に相手の気持ちを推し量り妥協点を見出していく。 どんなに理想から離れていても、現実の自分を認める。 理想としては自分を大好きになる。 自己を肯定する。 自分のどんな感情、どんな気持ちも受け入れて味わい、実感する。 自分の意志を尊重し、それを実感する。 自分のために、自分を自由に表現して生きる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.21 07:09:23
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