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森田理論学習のすすめ

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2018.11.18
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日本における糖尿病になる主な原因は、過食、偏食、運動不足、ストレスなどのライフスタイルの影響があるという。そのため糖尿病は、生活習慣病とも言われている。
血液中のブドウ糖の量が、正常値は空腹時110 mg/dl以下だが、それより高い値が続くと糖尿病に移行する。
放置していると失明、腎臓障害による透析、手足のしびれ、神経痛、動脈硬化など重大な疾患を発症する。精神疾患としては、うつ状態に陥る。そして不安障害やうつ病を発症する。
糖尿病になっている人が、うつ病を発症する例はかなりあるようだ。
それ以外にも、過剰な恐怖、心配、取り越し苦労、疑い深さ、塞ぎ込む、本能的欲望の制御不能、無気力、無関心などの傾向も強くなる。

普通は膵臓からインスリンが分泌されて、血糖値の上昇が抑えられている。
血糖値の上昇が慢性化してくると、膵臓のインスリンを作るβ細胞が疲弊してインスリンの分泌量が減ってしまう。
その他、肥満などによってインスリンが効きにくくなって糖尿病に至ることもある。

糖尿病については、九州大学による食事療法に関する興味深い調査が報告されている。
1988年、福岡県糟屋郡久山町の住民健診で、男性の15% 、女性の9.9%の人に糖尿病が見つかった。
早速、運動療法と食事療法の徹底的な指導が行われた。
食事療法は「高糖質カロリー制限食」である。
その結果、 14年後の2002年の調査で、男性の23.6% 、女性の13.4%が糖尿病になっていた。
14年前よりも患者数が増えていたのである。
糖質たっぷりの食事療法が糖尿病を激増させてしまったと考えられる。

脳細胞などの栄養源は糖質であると言われていが、それも程度問題で、過剰摂取は逆に糖尿病を招く。
糖質たっぷりの食事とは、スイーツ、お菓子、砂糖、菓子パン、食パン、精白米、チョコレート、ジャガイモ、はちみつ、もちなどである。
糖尿病の予防にあたっては、これらの食事を減らして野菜や肉、魚介類などとのバランスのとれた食生活に変更していく必要があるようだ。
特にカップラーメン、ファーストフード、スナック菓子、スイーツに偏った食生活を続けている人は、糖尿病の発症リスクが非常に高い。

糖尿病による鬱状態、不安障害、不快感などを、森田療法によって改善しようとするのは無理がある。
ザルで水を救い上げるようなもので効果がない。
まずは、食生活の改善、健康のための運動の継続などに取り組むことが先決であると思う。
(こころの免疫学 藤田絋一郎 新潮社参照)





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Last updated  2018.11.18 06:30:07
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