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森田理論学習のすすめ

2019.08.05
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東京の下町の金属加工の社長の岡野雅行さんは、2005年医療メーカーのテルモより依頼された極細の注射針を開発して、グッドデザイン賞を獲得された。
その他従来の常識では不可能とされた金属加工を次々と成功させて、「神の手を持つ男」「不可能を可能にする男」と評された。
ニューズウィーク誌では、「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた。

その岡野さんの生き方、考え方は多くの人に勇気を与えているという。
その岡野さんは、次のような話をされている。

仕事を長い時間、根詰めていると、物事のとらえ方に拡がりがなくなったり、融通が利かなくなったりするものだ。
そうなると発想のパターンが同じになったりして、ひらめきというものが湧き出てこなくなる。
おれは、開発で壁にぶち当たったとき、いつも、全然、場違いな人とたくさん話をすることにしている。
饅頭屋のおやじとか、時計屋のオヤジとか、樽屋の親父とか・・・。
同業者じゃない人と話をするんだ。これって無駄話のようで、実は、知恵の蓄積になるんだよ。
「こうやって、樽はつくるんだな」っていう具合にね。

忙しいとき、疲れたときでも、おれは休憩はあまりしない。
そういうときは、休むよりも、人と打ち合わせを入れたりするんだ。
そうすることで精神的な勢いというか気持ちの張りが維持できるから、仕事の能率は下がらない。
もし、仕事から、まったく離れて頭と精神のリズムを完全に止めてしまったら、再び、元のハイスピードなリズムを取り戻すのには時間がかかるもんだからね。
(試練は乗り越えろ 岡野雅行 KKロングセラーズ 52ページより引用)

これは森田理論の「休息は仕事の中止ではなく仕事の転換にあり」を身を持って体験されていることですね。私もこれを生活の中に積極的に取り入れています。
昼間眠くなったときでも、頭を休めて、掃除や草花の手入れなどをしていると、気分転換になります。
そして眠気もどこかに飛んでいき、様々なことが片付きます。
1時間以上も昼寝をすると、夜の寝つきが悪くなりますし、あとで後悔しますね。

症状でつらいときには、「超低空飛行」を心がけるとよいと聞いたことがあります。
症状がつらいからといって、全く行動しなくなると、次に行動を起こすにはかなりのエネルギーが必要になります。そうなると益々行動を起こすことが難しくなります。
仕方なく、ボツボツと日常茶飯事に手を出すことが大切なのです。
行動には波がありますから、どん底の時はいつまでも続きません。
どん底の次には波が次第に持ちあがってくるのが世の常です。
これはどなたでも経験されていることではないでしょうか。
つらいときでも必要最低限ことだけは手を出していくことがとても大事です。






Last updated  2019.08.05 06:30:10
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