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森田理論学習のすすめ

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2019.10.20
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カテゴリ:森田番外編
​​現在100歳を超える日本人は7万1238人に上るという。
一つの市ができるぐらいの数である。
私は敬老会シーズン、あちこちの敬老会で演奏活動のお呼びがかかる。
そこで最高齢の人を尋ねると、どこに行っても100歳以上の人が一人や二人はいる。
90代なんて星の数ほどいる。もっとも元気な人以外は敬老会にはやってこない。
その大半は女性である。10人のうち8人ぐらいは女性である。
100歳以上の人が一つの市を作れば、市長をはじめ市の幹部はほぼ女性で占められるだろう。

女性の長生きの理由はよく分からない。
一説によると女性は生理があるので、血液が常に新しいものに切り替わっているからだと聞いたことがある。なるほどそういうことか。そこで私は二か月に一回は血液検査で血を抜いてもらうことにしている。
それから女性は食事作り、掃除、洗濯に関しては、幾つになっても自ら行っている。
つまり日常生活をきちんと行うことによって、生きがいや張りを作りだしている。

それが習慣になっているという男性はあまりいない。
男性は定年退職すると、ぬれ落ち葉状態でボッと生活している人も多い。
人に依存し、時間をつぶすことを目的としているような生き方をしているような話もよく聞く。
こういう人は、身体の筋肉が衰えてくる。脳も廃用性萎縮を起こしてしまう。
いくら長生きがよいからといっても、寝たきりになったり、認知症を患っては夢も希望もない。
人様に迷惑ばかりかけて申し訳ない。

私の場合は、75歳まではマンションの管理人の仕事を続けたい。
その後は、ファイナンシャルプランナーの仕事をしてみたい。
その中でも金融資産運用設計の専門家になりたい。
一人一芸を活かした慰問活動はずっと続けたい。
仲間とのカラオケは月2回は続けたい。
ここでは男性2人、女性二人のグループを2つは作りたい。
自給生活の一環として家庭菜園に精を出したい。
このブログは生涯学習として続けたい。
今考えていることはこんなところだ。

仮に90歳まで心身共に健康で生きたいと思うと、気持ちとしては95歳から100歳ぐらいまでを目標としていなとまずいと聞いた。
その理由は、90歳を目標地点としてしまうと、脳の緊張状態が80代の後半で緩んでしまうのだそうだ。80代の後半になって、もうすぐ90歳だ。
目標の達成はほぼ間違いないと思った人は、脳が活動をゆるめてしまうのだ。
一旦弛緩状態に陥った精神を再び、緊張状態に引き戻すことはとても難しい。

「まだやり残したことがある」「今度はあれに挑戦してみたい」「今手掛けていることをもっと深めてみたい」「あれを食べたい」「あそこに行ってみたい」「カラオケを歌いたい」「異性と話をしたい」「自分の体験を他の人に伝えたい」「自叙伝を書いてみたい」などなど。
こういう気持ちを持って80代後半に突入した人は、90歳でも身だしなみに気を配り、比較的元気で乗り越えることができる。
その兆候はすでに60代から始まっているのだという認識は持っていたほうがよいと思う。

最後に、サムエル・ウルマンの「青春の詩」を紹介しておこう。

年を重ねるだけで人は老いない。

理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や狐疑や不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も

長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも 芥に帰せしめてしまう。





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Last updated  2019.10.20 07:03:44
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