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森田理論学習のすすめ

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森田理論の適応者

2016.03.09
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カテゴリ:森田理論の適応者
日本森田療法学会の神経質症状の診断基準により自己診断の参考にしてみてください。
これにより森田療法及び森田理論学習の適応者かどうかが分かります。
(一部分かりやすくするために内容を訂正しています)

まず次の2項目が当てはまる人。

A、 自己の症状(悩み)に対して違和感を持ち、苦悩、苦痛、病感をともなう。

B、 自己の今の状態(性格、症状、悩み)をもって環境に適応できないのではないかという不安がある。

次の5項目のうち2項目以上があてはまる。

C、 症状がおきるのではないかという持続的予期不安がある。(予期不安)

D、 主に一つの症状について悩んでいる。(防衛単純化)

E、 自分の症状、悩みは特別、特殊なものであると考えられる。(自分の悩みの特別視)

F、 症状、悩みを取り除きたいという強い意欲を持っている。(症状克己の姿勢)

G、 症状の内容が、通常の生活感情から連続的で、了解可能である。(了解の可能性)

次のような傾向があるかどうか。

H、 精神交互作用がみとめられる。(注意と感覚の悪循環がある。注意狭窄に陥っている)

I、思想の矛盾が認められる。
「こうありたい」自分と「現在のこうある自分」とのギャップに対して常に葛藤している。

J、 この症状さえなかったら自分はなんでもできるはずだ。
あるいは不安、恐怖の全くない状態を望んでいる。

次のような性格特徴があるか。

・内向性、弱力性(下記5項目すべてが当てはまる)

1、 内向性(自分の存在全体について、過度に内省し、劣等感をもつ)

2、 心配性(細部にこだわり、なかなかそこから抜け出せない)

3、 対人的傷つきやすさ、過敏性(些細な人の言動で傷つく、人の言動が気になる)

4、 心気症(自分の身体や感覚に対して過敏となりやすい傾向)

5、 受動的(イニシアティブを取れない、消極的、新しいことが苦手)

・強迫性、強力性(下記の5つの項目のうち1つ以上があてはまる)

1、 完全欲(強迫的に完全にしないと気が済まない)

2、 優越欲求(負けず嫌い)

3、 自存欲求(プライドが高い、自尊心が強い、人にちやほやされたい)

4、 健康欲求(常に心身とも健康でありたい、全く不安のない状態を望む)

5、 支配欲求(自分や周囲を自分の思い通りにしたいという欲求が強い)

(回復の人間学 北西憲二 白揚社 131ページより引用)






Last updated  2016.03.09 07:00:19
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2013.03.26
カテゴリ:森田理論の適応者
「甘えの構造」の著者の土居健郎氏によると対人恐怖の様相が変化してきているという。

「遠慮」が必要となる人間関係を中間帯とすると、その内側には、「遠慮」の必要のない身内の世界があり、またその外側にはやはり遠慮する必要のない「他人の世界」がある。
「遠慮」必要なのは、仕事での仲間、上司、お客様などである。また隣近所の人などである。要は利害関係が絡んでいる人間関係であろう。
内側の「遠慮」の必要のない身内とは、家族、気心の知れた友達とか、趣味の仲間とか、会社の同僚などである。

ところが今の若者は、友達や親友に対して非常に気を使っているのである。決して本音を出すようなことをしてはいけない。また相手を傷つけるようなことをずけずけと口に出してはいけない。あたらず触らずのよそよそしい関係になっているのである。つまり現代社会では友達などは「遠慮」しなくてもよい身内の世界から、「遠慮」しなくてはいけない、中間帯の位置に変化してきたのである。

また一方で、会社の取引先とか、お客様に対しては低身低頭最大限「遠慮」して気を使わなければいけない相手である。ところが、お客様がちょっとクレームをつけると、「僕は間違っていません。お客様が間違っています。注意してもらわないと困ります。」と言って逆ギレしたりするのである。

本来気を使うべき相手と気を遣わなくてもよい相手が混乱しているのである。昔当然と思われていた人間の付き合いができなくなり、衝突したり、ぎくしゃくするようになってきました。そうゆう変化が起きているということは、頭の中に入れておいた方がよいと思います。






Last updated  2013.03.26 07:42:05
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2013.03.25
カテゴリ:森田理論の適応者
2010年NHKテレビで放送された番組に、大学生が一人で学生食堂に行って食事ができずに、トイレに行って一人で弁当を食べるというのがあった。一人だけで学食で食べていると、「友達がいない孤独な奴」「ネクラな奴」と人からみられるのがイヤだというのである。
一緒に食べる友達ができずに、大学へ行くのが億劫になり、ついには中退し、退学する学生もいるという。ある大学では、そんな学生のために、カウンセラーが一緒に昼食を食べるサービスをスタートさせたという。

会社でも、得意先と大きなトラブルが発生し、上司がすぐに先方に行って謝ってこいと言われた社員が、先方に出向かずメールで謝ったという笑い話がある。得意先からのお叱りの電話を受けた上司がその社員に事情を聞いたところ、面と向かってはしどろもどろになると思ってメールにしましたと答えたという。

対人緊張の強い人は、人の思惑が極端に気になる人です。それも悪い方にばかり考えて、予期不安で全く行動ができなくなります。現代の人の行動を見ていると、対人恐怖はより深刻になっていると思われます。そいう意味では、一般教養として森田理論の学習は学校教育の中に取り入れる時期にあるのではないでしょうか。そういう人が300万人はいるという試算があるのである。

また神経質性格を持っていて人の思惑が気になる人、なんとかしたいという意欲を持っている人は真剣に森田理論学習をされたらよいと思う。学習されることによって、認識を深めて、対処の仕方を見つけていくことができます。






Last updated  2013.03.26 20:32:02
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2013.03.13
カテゴリ:森田理論の適応者
元ヤクルトの古田捕手は、僕が「ストレートでいこう」とサインを出した時、ピッチャーが変化球を投げたいと思ったら首を振ればよい。しかし若い選手は首を振ると先輩に悪いと思うのか、首を全く振らない人がいます。選手が首を振っても、ここはストレートがよいと僕が判断すれば、またストレートのサインを出すだけです。

つまり自己主張がないのが問題だというのです。自分の思いをきちんと伝えないと相手の考えていることが分からず、信頼関係は生まれないと言っています。

森田先生も同じことをいっています。西郷隆盛などは自分の意見をしっかりと持っていた。でもそれを押し通すことはなかった。みんなの意見を聞いてそれが大勢を占めていれば、自分の意見と違っていてもそちらにしたがったといいます。

また自分の意見がまったくないのは盲従であって、私のいう柔順ではないと言っています。納得ができないと思いながらも、森田先生のいうことであるから、しぶしぶでも手をつけてみる。これを柔順という。






Last updated  2013.03.13 20:44:07
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2013.03.05
カテゴリ:森田理論の適応者
「神経症の時代」の著者渡辺利夫氏によると流浪の俳人、種田山頭火は神経症であったという。
山頭火は父の放蕩と蒸発、母の自殺、弟の自殺、兄弟姉妹の早死、家の破産、離婚など人生の艱難辛苦をなめた人であった。その苦しみを逃れようと、酒におぼれて忘れようとしたがかなわなかった。仕事も長続きしたものはなかった。幸い全国に句会仲間がおられたのでその人たちを頼りにして、法衣を着て全国を行乞しながら流浪するしかなかった。

山頭火の代表的な句 「分け入っても 分け入っても 青い山」

振りほどこうとあがけばあがくほど頑固にこびりついて離れない執着、それがこの山の緑だ。執着を振り払って少しでも安らかな心境を手にしようと必死に努めても、いや、努めようとすればするほど執着が強くなってゆく。一つの山を通り抜けても、また別のもっと深い山に分け入ってしまう。これは森田の精神交互作用のことですね。

苦悩、煩悩、不快な感情をなんとか意のままに操ろうとしたが、なかなか思うようにならない。最後には森田理論で学習するようにあるがままに受け入れていくしかないという心境に達したと思われる。
「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」 






Last updated  2013.03.05 20:32:45
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2013.03.02
カテゴリ:森田理論の適応者
先日「レ・ミゼラブル」という映画を見てきました。
あらすじはジャヴェル刑事が、脱獄したジャン・ヴァルジャンを、法の守護者として執拗に追い詰めていくという物語です。ところが、ジャヴェル刑事は、自分の身の危険を顧みずにある青年を救おうとするジャン・ヴァルジャンの態度に心を打たれて、逮捕することができなくなる。ここに至って法の番人として今まで生きてきた自分の生き方がもろくも崩れてしまい、そんな自分を受け入れることができなくなり、自殺してしまいました。

これは、神経症で悩んできたものからすると大変違和感がありました。
ジャヴェル刑事は国家、社会、組織、正義など既存の制度、仕組み、既成概念等に忠誠を尽くすことに生きがいを感じている人間でした。我々神経症で悩んできたものは、自己中心的であり、会社や国のために自分を犠牲にするような生き方は理解できないのである。
ここでいう自己中心は注意が常に自分自身に向いているということである。

そういう意味では、アメリカの精神病分類の中に自己愛パーソナリティー障害というのがある。その中に過敏型というのがある。その考え方にぴったり当てはまるのが我々である。
特徴としては1、人の反応に敏感、2、内気で自己抑制的、3、人のことを気にする。4、注目されることを避ける。5、傷つきやすい。などが挙げられている。
つまり人の眼ばかり気にしているのが、この過敏型自己愛者である。

この過敏型自己愛を昇華するのにアメリカと日本では違いがあるという。
アメリカでは自己愛を満たすべく積極的に自己主張してゆく。日本では自己主張をできるだけ抑えて、相手がこちらの自己主張を満たしてくれるのをひたすら待つ。自己愛をみたすかどうかはすべて相手の出方次第という風潮がある。
私はこの部分は、アメリカ的になっていくことが森田理論に近づく道であると思う。






Last updated  2013.03.02 10:51:19
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カテゴリ:森田理論の適応者
大原健士郎先生の話である。

神経症の人はよくしゃべる。1時間でも2時間でもしゃべる。しかしうつ病の人は青白い顔し、質問に対してもボソボソと答える。頭はさも重そうにうなだれ、診察室の机にもたれかかるように座っている。
神経症は、エネルギーはたっぷりあるが、うつ病の人はエネルギーを消耗し尽くしたような感じである。

神経質の人は元気がよいので、浜松にある私の病院にも、北海道や四国などの遠方からもやってくる。うつ病は消耗しきっているので静岡あたりから来るのが限度である。
うつ病の人は食欲が著しく減退して、それとともに体重が10キロも20キロも減少することがよくある。神経症の人は体重の減少はあまりない。食欲がないといって間食をしていることが多い。

うつ病の人は、いろんな妄想(実際にありもしないことをあると確信し、訂正不能である)が起きてくる。神経症では妄想を示すことはない。
うつ病の人は悪くなると、思考も行動もテンポがのろくなり、ちょっと見ると痴呆のような状態になる。神経症はこのような状態になることはない。

神経質な人は概して自己中心的で、自分本位である。したがって周囲の人からは、「あの人はなんでもよくできるが、ちょっと人柄がなあ」といった批評を受けることが多い。それに比べるとうつ病は、概して自分を犠牲にしても他人に尽くすといった、他人本位の性格が目立つ。そのため周囲の人から敬愛されている。






Last updated  2013.03.02 07:37:14
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2013.02.22
カテゴリ:森田理論の適応者
シドニーオリンピック女子マラソン優勝の高橋尚子を育てた小出義雄さんは、高橋さんがなぜ強くなったかということについて、長年の監督としての経験から一つ言えることがあるといわれる。

「こうすれば強くなれる。今日はこの練習やって、明日はこれをやる。明日の朝はきついけどこれをやるよ。」と指導すると、時にはきついなあと思ったこともあるだろうけれども、自分なりに納得して素直に従ってきた。自分の気持ちは持ちながらも、監督のいうとおりに従ってきたのである。

ところが、強くならない子というのは、素晴らしい素質を持っていても、「いや、監督、こんなにやったら疲れちゃいます。」「今日はジョクだけにします。」「私はこうやりたいんです」などといって、練習方法を自分で勝手にきめてしまう。中には私の指導方法についていけないといって辞めてしまう人もいる。実にもったいないことだ。

これと同じことを森田先生もおっしゃっていました。納得ができないと思いながらも、森田先生のいうことであるから、しぶしぶでも手をつけてみる。これを柔順という。不従順な人は、「わからない」と断言して、少しも実行してみようとしません。実にもったいないことです。






Last updated  2013.02.22 21:40:39
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2013.01.20
カテゴリ:森田理論の適応者
対人恐怖症はアメリカの精神分析によると、回避性人格障害といわれています。
その特徴を見てみましょう。

1、人から非難、批判、拒絶されることに対する恐怖のため、重要な対人接触のある職業または学校活動を避ける。

2、この人たちは、嫌われていないか、批判されずに受け入れてもらえるかが、確認できない限り、新しい友人を作ろうとしない。

3、馬鹿にされたり、恥をかかされたりする場面に出会うことを恐れるあまり、行動を抑制したり、自分自身について話すのをためらったり、親しい気持ちになるのを控えたりする。

4、批判されたり拒絶されたりすることに心がとらわれているために、社会的に常識的な事ができない。

5、自分では社会的に不適切である。人間的に長所がない。または他人よりも劣っていると思っている。

6、不適切感があるため、新たな対人関係が生じる状況で制止が起こる。

7、恥ずかしいことになるかもしれないという理由で、個人的に危険を冒すこと、または新しい活動に取り掛かることに、異常なまでに引っ込み思案である。

こうゆう人は負けず嫌いでプライドが高い人です。
それが現実問題として、いつもびくびくとして繊細で弱弱しい自分を受け入れられなくで苦悩し、神経症に陥っているのです。
こうゆう人は森田療法の適応者です。森田理論で複雑に絡み合った糸をほぐしてゆけば、症状を治してゆけます。
どうか森田理論に注目していただきたいと思います。






Last updated  2013.01.20 08:13:00
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2013.01.12
カテゴリ:森田理論の適応者
それでは実際に次のチェックリストに基づいてご自分が森田療法の適応者かどうか判定してみてください。「はい」は、番号に○をつけてください。これは北西憲二先生の本に載っていた診断方法です。

1.私は今の自分では環境に適応できない。(仕事や家庭や学校でうまくやっていけない)のではないかと不安です。
2.私は今の悩みを非常につらく感じます。
3.私の今の悩みは、自分の性格と関係があると思います。
4.私はつらい場面がまた起こるのではないかといつも不安です。
5.私の悩みは、他の人にはない特別なものだと思います。
6.私はなんとか私の悩みを取り除きたいと思っています。
7.現在、私は自分の悩みしか考えることができません。
8.自分の悩みに注意を向ければ向けるほど、悩みは強くなってしまいます。
9.私はこの悩みさえなかったら、自分の望むことができると考えています。
10.私は今の自分を全くだめな人間と思っています。
11.私はこうありたいという自分の欲望のため、苦しんでいます。
12.私は自分の悩みを取り除くためにいつも努力しています。
13.私は内気で、ちょっとしたことでも苦にするほうである。
14.私は物事にこだわってしまい、なかなかそこから抜けだせません。
15.私は他の人のいうことが気になったり、傷つきやすいと思います。
16.私は自分の体や体の調子が気になる性分です。
17.私は引っ込み思案で新しいことにとりかかるのが苦手です。
18.私は物事をきちんとしないと、気になって仕方がありません。
19.私は負けず嫌いです。
20.私は自尊心(プライド)が強い方です。
21.私は全く不安のない状態を望んでいます。
22.私は自分の気持ちや周囲の人たちを思い通りに動かしたい方です。
23.私は白か黒か、ゼロか100か、どちらかに決めないと気がすまないほうです。
24.私は内弁慶(外ではおとなしく、内ではわがまま)です。
25.私は理屈っぽく、頭でっかちのほうです。

どうでしたか。15個以上に○が付いている方は森田神経質といえるでしょう。森田理論の学習があなたの症状や悩みの解決に役立つことでしょう。






Last updated  2013.01.12 09:47:20
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