佐野有美さんの生き方
佐野有美さんは、愛知県出身で、先天性四肢欠損症としてこの世に生を受けました。両手と右足はありません。短い左足に3本の指がついています。でもほとんどのことは自分でこなしています。この指を使って器用に字を書いています。移動は車椅子です。結婚もして、子育てをしています。その生活ぶりは、you tubeにアップしています。「歩き続けよう」という歌を作って、自ら歌っています。その他、講演会活動などを行っています。「歩き続けよう」という歌詞の一部をご紹介します。歩きたい 走りたい 二本の足で手をつなぎたい 抱きつきたい 二本の手で誰もがやっている簡単なことだよねなんでもないことなのにわたしにはできない悔しいよ 涙で思いはぐちゃぐちゃで受けとめられない自分がああ悔しすぎるよだけど信じてもいいよね笑顔でいる人には生きててよかったと思えるときが必ずくるって生まれてきただけで感謝 感謝心と一緒に歩き続ける魂を込めて歩き続ける歩き続けよう 歩き続けよう 歩き続けよう佐野有美さんが大切にしている言葉を紹介されていました。・ありがとう・笑顔・支え合い・絆私たちは五体満足に生まれてきたにもかかわらず、感謝を忘れてないものねだりばかりしています。グチや不平不満ばかりを口にしているように思います。人間に生まれたことを日々感謝し、与えられた特徴や能力を最大限に活用することが肝要はないでしょうか。遺伝子研究の村上和雄先生は、我々は遺伝子の5%しか活用していないと言われています。ないものねだりをするよりも、残り95%の自分の潜在能力を掘り起こすことに目を向けていきたいものです。