X-Planeでも使える気象データソフト
X-Planeには現在の気象をダウンロードする機能がデフォルトでついています。ところが上空の風や気温については極めて限られたデータしかダウンロードされません。 しかしNOAA GFSという無料のプラグインを使うとNOAAのたいへん細かなデータをダウンロードして使うことができます。ところが何か設定が変わったようで以前のプラグインではデータをダウンロードできなくなり、またプラグインの作者も多忙のためサポートができません。 X-Planeでも有償で細かい気象データをダウンロードして使うことができるソフトがあります。FS GLOBAL REAL WEATHERです。上空の風や気温、雲のタイプ、晴天乱気流、アイシングも設定されます。気をつけなければならないのは、よく似た名前でX-Planeでは使えないソフトがあります。X-Planeで使うには必ずこのソフトでなければなりません。 さらにX-Planeも現行の10.40以上のバージョンでないと使えません。必ずバージョンアップしてから使ってください。 オープニングの画面です。かつてこのメーカーはレアな機体も作っていましたが、今は出していないようです。 メニューのなかでどのような気象を設定するか選べます。上から3つ目は5分ごとに最新のデータに更新するという設定です。 画面右下でX-Planeにデータを送るを設定すればX-Planeにデータが行きます。各空港のデータもすぐに置き換わります。ただ、LOCAL MAPに出てくる風やQNHはしばらく時間を置かないと変わらないようです。ATISの放送のほうが早いです。 それから興味深いのは特定の気象条件に合う空港を選択する機能があることです。強風が吹いている空港、雷が鳴っている空港、視程の低い空港、逆に雲高の高い空港など。 X-Planeの進化は続きます。 (おわり)