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テーマ:DVD映画鑑賞(14209)
カテゴリ:Movie
画家って言うと、ゴッホやゴーギャンやピカソといった、波乱万丈な人生を送った人が多い印象があるのですが、このフェルメールは私からすると、静かな画家のイメージが。 メイドとして雇われた少女「グリード」との、アーティストとしての心の繋がり、プラトニックな関係が静かに描かれています。グリード役のスカレーット・ヨハンソン(最近では、「アイランド」や東京を舞台にした「ロスト・イン・トランスレーション(合ってたかな??)」などで活躍!)が、この少女の役を演じています。あの時代の服装で、あの絵のポーズをすると、予想を遥かに超えて本物にとても似ているように感じたのは私だけでしょうか。 フェルメール役のコリン・ファース。時代物の衣装の似合う、静と動を上手に演じ分けられる俳優さんだな、って思います。今回のフェルメール役、家計のことを考えたり、自分を売り込むことが下手で、社交的な義母や芸術を理解していない彼の妻に逆らえない、役柄を魅力的に演じてました。 全体を通して、静かに物語が進行していきます。ついつい大きな展開を期待してしまう私としては、少しばかり拍子抜けが。でも、絵画一つを題材に、ひとつの映画ができてしまうっていうのも、凄いなって感じます。 舞台となったオランダのデルフトには一度訪れてみたいな、と思った映画でした。運河が多いところなのでしょうか?そういえば、九州のハウステンボスって、このデルフトの街を再現したんでしたっけ?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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