2009/04/22(水)19:28
お墓参り
昨日の天気と打って変わって
今日は朝から夏のような太陽
今日は父の命日
早いもので、先月十七回忌を済ませました
今生きていたら、どんな話ができるのかなぁなんて
たまに考えたりします
当時私は20代で仕事仕事の毎日
ほとんど家にいなくて
ろくに話をする時間もなかったし
というより、
そもそも職人だった父はむちゃくちゃ無口でしたので
本当に会話が少なかった
昔の人なので・・・子供は男の子が絶対欲しいと思っていたらしい父
無口なのでそんなことは口にはしない(でも態度でわかるんだぞ)
結婚して義理の息子となるパンダ君と
どんな話するんだろうなぁ
と思いをめぐらしたりもします
そんな父のお茶目な話
私がまだ子供だった頃は
父も当然まだ若く
外に飲みに行くこともありまして・・・
ある日、帰りが遅くて心配していたところへ
酔っ払いが帰ってきました
でも帰ってくるなり、なんだかいじけてる・・・
父「今日はカラオケに行ったんだけど僕もカラオケ歌いたいけど
歌えないんだよなあ・・・・・
民謡だったらいくらでも歌えるんだけどな~~~」
母「でもいまどきみんな民謡なんて聞きたくないでしょう?」
父「僕だって歌いたい歌があるんだよ」
母「何が歌いたいの?」
父「・・・五木ひろしの歌・・・
探していたんだよお~♪小さな幸せ~お~♪ってやつ」
母「じゃあ歌えばよかったじゃない」
父「Uuuu・・・うまく歌えないんだよお」
母「大丈夫だよじゃあ練習しようよ」
といって真夜中に歌の練習が始まったのでした・・・・・
後にも先にも父の歌を聞いたのはあの時だけですわ
カラオケと言うものが世に出始めた頃
カラオケボックスなんてものが出て来る
遥か前の昭和の頃のお話です(^_^;)
ちなみに練習曲は五木ひろしの「そして、めぐり会い 」だったかな