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カテゴリ:お勧めの本
今回の世界金融恐慌を原理的に予言した書として、全米でミリオンセラーを記録。
人間のものごとの認知にともなう根本的な問題を明らかにし、読む者を深く考えさせずにはおかない。上巻では、私たち人間が歴史上の事件や今の出来事をどう見るか、その見方にはどんな歪みが現れるのかを明らかにする。 ![]() ブラック・スワン(上) 人間の思考と不確実性との関係を解き明かした全米ミリオンセラー! アメリカでは2007年4月の刊行以来、「サブプライムローン危機」に代表される、ほとんど起こりえない事象が起こる理由を原理的に解き明かした書として、150万部を超えるベストセラーを記録。いまや「ブラック・スワン(黒い白鳥)」は、経済・金融の世界では、「誰も予期しない極端な事象」の意味で日常的に使われている。 本書で著者のタレブは、私たち人間には、不確実性とリスクをうまく扱えない根本的な欠陥と限界があることを、歴史、哲学、心理学、経済学、数学の世界の興味深い事例や面白い逸話を横断的に使いながら、明らかにしていきます。人間のものの考え方に関する常識が次々と覆される様は、驚き、知的興奮以外の何物でもありません。まさに、世界の見方を一変させる1冊と言える。 デリバティブ・トレーダーにして確率論の専門家という、理論と実践を知り尽くした著者の話題性もさることながら、経済予測がことごとく外れる理由を明らかにし、経済学とファイナンス理論を根底から揺るがす疑問を突きつけるなど、発売以来、専門家の間に激しい論争を巻き起こしている。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 歴史、哲学、心理学、経済学、数学の世界を自由自在に駆けめぐり、人間の頭脳と思考の限界と、その根本的な欠陥を解き明かす超話題作。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口(実証的懐疑主義者への道/イェフゲニアの黒い白鳥/投機家と売春婦/千と一日、あるいはだまされないために/追認、ああ追認/講釈の誤り/希望の控えの間で暮らす/ジャコモ・カサノヴァの尽きない運─物言わぬ証拠の問題/お遊びの誤り、またの名をオタクの不確実性)/第2部 私たちには先が見えない(予測のスキャンダル) 【著者情報】(「BOOK」データベースより) タレブ,ナシーム・ニコラス(Taleb,Nassim Nicholas) 文芸評論家、実証主義者にして、非情のデリバティブ・トレーダー。レバノンでギリシャ正教の一家に生まれる。ウォートン・スクールMBA修了。博士号はパリ大学で取得。トレーディングを行うかたわら、ニューヨーク大学クーラン数理科学研究所で7年にわたり確率論のリスク管理への応用を(客員教授の立場で)教えた。現在はマサチューセッツ大学アマースト校で学長選任教授として不確実性科学を研究している。主にニューヨーク在住 望月衛(モチズキマモル) 大和投資信託(株)審査部。京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。CFA、CIIA。投資信託等のリスク管理や金融商品の評価・分析に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 詳細はこちら>>>ブラック・スワン(上) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 29, 2009 07:11:03 PM
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