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花嵐「Flower storm」

花嵐「Flower storm」

「青の炎」 プレミア試写会

「青の炎」 プレミア試写会 ’03.1.28(火) 渋谷公会堂

青の炎プレミア試写会に行ってきました。
5時集合、5時半開場、6時半開演予定。入口には青の炎の文字看板があり、左脇にはロードレーサーに乗るニノの大きい看板が、右脇にはポスターの写真の大きい看板がありました。すでにこの段階でちょっと感無量!

入場は整理番号順で、入口で招待状を回収され、代わりに写真集とシナリオ本発売のチラシと映画のチラシをもらいました。私たちの番号は1100番代。いつ呼ばれるのかと寒空のした首を長~くして待っておりました。半分くらい入場した後でしょうか正面玄関脇に報道陣が現れ、いつの間にか敷かれていた赤ジュータンに、誰か現れるたびに「誰?誰?」と大騒ぎしてました。そのなかを招待客が何人か入って行き「どこかで見たことあるけど誰だっけ?」と騒いでいたらトヨエツがリムジンに乗って現れました。入口前で報道陣の注文に答えて撮影をしてから会場へと入っていきました。途中何度か係りの人に「ただいま残りの席を確認しておりますからもうしばらくお待ちください。」と言われ「ほんとうに入れるの?」と多少不安にもなりましが無事入場の番になり、会場へ入る事が出来ました。先に入場していた友達のおかげで17列目という整理番号の割には前の方に座れました。まずはトイレへと席を立つとロビーの方から歓声が…ミーハー心が騒ぎ、走って見に行くと、嵐の翔くん以外の3人が入って来たらしいのですが、私は2階席に上がっていく相葉ちゃんの足をチラッとしか見る事が出来ませんでした。席に戻るとまたもやロビーの方から歓声が。これは、後で知ったんだけど、出演者さんたちがリムジンで赤ジュータンに到着なされていたようですね。WSでもありましたがもち、ニノも・・・・。もっと待ってれば良かったかな・・・TVで見る限りニノは気持ち杏ちゃんよりじゃなかったですか?嵐の3人は2階の中央一番前の席に並んで座って見ていました。

定刻をちょっと過ぎた頃に舞台挨拶が始まりました。まずは司会の女の方が登場。それだけで大歓声。黄色い歓声と野太い声が入り混じってなんかすごい雰囲気でした。

出演者が登場。先頭は蜷川監督、そして、音楽担当の東儀さん、山本寛斎さん、有吉久美子さん、松浦亜弥ちゃん、二宮君、杏ちゃん、中村梅雀さん、角川の会長さんの順で入場。ステージ上に並ぶとニノが丁度真中の位置でした。ニノは、タキシードに蝶ネクタイ、髪型もほとんどいじった感じがなく、前髪が長かったけど秀一のイメージに近いものでした。本当にカッコよくて、表情は硬かったけど、目がキラキラと輝いてました。緊張しているのがはっきりと見て取れました。

そして一人ずつの挨拶

まずは角川の会長さんから
「原作を読んで絶対に映画化できないだろうと思っていました。が、蜷川さんと出会って、蜷川さんに任せればすばらしい作品になると思いました。そしてジャニーズ事務所の二宮君に皆さんの応援で出演していただく事になって松浦さん鈴木さんこのような方々の手によって出来ました。原作も映画も切なくて最後は涙が出る事請合います。すばらしい映画です。」

蜷川監督
「今日は入学試験の結果を待つ受験生のような気分です。見終わってよかったら盛大な拍手をお願いします。」

音楽担当の東儀秀樹さん
「映画の音楽は好きな分野で非常にワクワクしながらやらせていただきました。ビデオを見ながら作ったんですが、ものすごく感動して涙を流しながら音楽を作りました。」

主演の二宮和也くん
「櫛森秀一役をやらせていただきました二宮和也です。今日はほんとにありがとうございます。今回の映画なんですけど、とんにかく何回も読み直してひとつの軸を立てて取り組みました。その軸というのは、いくらその状況であっても、殺人はやっちゃいけないことなんだと言うこと。映画は、色もきれいですし、出てるかたも可愛い、きれいな人も一杯います。楽しんでください。」

松浦亜弥ちゃん
「難しい注文があって、1ミリの笑顔をしてほしいと言われて、1ミリでなんか笑ったことがないと思ったけど、松浦なりに一生懸命演じました。」

鈴木杏ちゃん
「監督と始めて仕事をしましたが、噂とは違いすごく優しくて灰皿も飛んできませんでした。ほんとに面白い方でいろいろな事を教えていただきました。私の役は秋吉さんと寛斎さんの娘役ですが・・・。」
ここで、秋吉さんから「寛斎さんの娘って言っちゃダメなんじゃないの?」とダメ出しが出たんだけど、すかさずニノが間に入り、「まあいいじゃないですか」と、いつもの調子で仲裁すると会場中大爆笑になり、ニノは非常に照れてました。「妹役を演じたんですが、自分が秀一の立場になったらどうだろうと考えながら演技をしました。皆さんもお兄さんお姉さんになったつもりで見ると、感動すると思います。」

山本寛斎さん
「一生懸命死にました。一生懸命殺されました。近代にない、すごくいい作品になってると思います。終わったらほんとうるるんとなると思います。みなさん、終わってから大拍手で・・・」

中村梅雀さん
「監督と始めて仕事をして、楽しかった。監督チャーミング!皆さんの大好きなニノを、私が追い詰めて行きますよ。優しく、優しく、心に沿うように追い詰めました。皆さん楽しみにしてください」

秋吉久美子さん
「試写見ました。泣きました。すばらしい映画でした。私が絡んだのは、二宮君、杏ちゃん、あややちゃんとは絡んでないんですが」ここで、あややファンから、絡んでよの声に「いけない?」と返すあたりがさすがの秋吉でさんでした・・・。「年齢とかキャリアとか分野とか違う人だけど、それぞれがすばらしい感受性を持っていて、それに囲まれて思い切り悲劇が演じられました。蜷川さんが二宮君を見る時のいとおしそうな目。ちょっと妬けました。二宮君と蜷川監督は一心同体、みずみずしい感受性があふれていて、映画のフォルムはちいさな殺人者ですが映画からあふれてくる感受性に感動しました。」

体調不良で欠席した、原作の貴志さんからのメッセージを角川会長が読んで、その後マスコミによる撮影会。このときのニノも気持ち杏ちゃんよりかな?

最後に主演のニノの挨拶がもう一度ありました。
「今から約2時間後にスタッフロールが流れます。名前が書いてある人もそうですけど、書いてない人たくさんの方々にこの映画を作っていただきました。感謝の気持ちを込めて拍手を送ってください。」

そして、舞台挨拶は終了し、ニノ達ははけていきました。大仕事をひとつ終えてニノの顔には安堵の色と映画に対する確かな確信のようなものが現れていたように思います。

映画の試写会も舞台挨拶も初めての経験でしたが、映画の主演をすると言う事は、こんなにも晴れがましいことなんだと言うことがわかりました。最初、出てきた時のニノは、嵐のときのニノとは表情が全然違い、私が見ても緊張していることがわかるほどでした。しかし、挨拶の時は堂々していて、一言一言考えながらニノ自身の言葉でしっかりと挨拶していました。気持ちニノの瞳がうるっとしていると思ったのはわたしだけではないと思います。

共演の秋吉さんの言葉に涙が出るほど感動。さすがです。そして、杏ちゃんの挨拶の時大声援を送った荷ニノファンにも感動。(あきらかにあややファンに対抗意識をもってましたね)

東儀さんの曲は映画のイメージにぴったり。泣きながら作っただけあって、要所、要所で泣かされます。そしてこれぞ蜷川演出。映像がとても綺麗でした。

映画は、原作のイメージを壊すことなく、ニノの繊細な演技と表情が最大限に生かされていて、小細工なしの王道を行くものだと思いました。二宮ファンのみならずとも、これを見た人はニノに引き込まれることは間違いないと思います。
ラスト間近には会場のあちらこちらからすすり泣きをする声が聞こえ、エンドロールの終わったあとは会場中が大きな拍手に包まれていました。
こんなにすばらしい試写会に参加できた事をとても嬉しく思いました。

最後に一言
応援は時と場所をわきまえて!あまり度が過ぎるもの考え物です。




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