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2009.11.19
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カテゴリ:整備記録
カッチリとしたタッチでいまやマウンテンバイクでは主流になった油圧ブレーキ。
いつでも安定して性能をを持続させるために必要なのが定期的なオイル交換。

今日はヘイズMAGのオイル交換をしたいと思います。


12.jpg

メンテナンススタンドに手持ちのハンドルをクランプしてマスターシリンダー本体を写真の
角度にセットします。レバーの先端が上を向くように(45度くらい)セットします
(MAGの場合、HFXは水平) ヘイズブレーキの場合、キャリパー側からフルードを圧送
する方法を取るためマスターシリンダー側にはオイルを受けるキャッチタンクを取り付けてあります。

15.jpg

キャッチタンクは自作です。ホームセンターから耐薬品性の容器(写真は理科の実験用容器)と外径6mm
の耐油ホースを購入、容器のキャップにホースが通る6mmの穴とその隣にエアー抜き用の穴(3mmもあればOK)
を空けホースをタンク底に付かない程度に通します。
MAGの場合マスターシリンダー側にホースを挿す際アダプターは必要なく6ミリホースがちょうど付きます。

16.jpg

キャリパーのニップルにも同じく6mmの耐油ホースを取り付け、圧力がかかっても外れてしまわないように
細めのタイラップで固定します。このホースにシリンジを取り付けオイルを送油します。



13.jpg

用意したシリンジ、こちらもホームセンターで購入しましたが最近は店頭に置いていないようです。
容器を手でつぶして加圧する方法もありますがラジアルに圧せるシリンジは吐圧が高く容易にオイルを圧送できます。

14.jpg

よく見るとシリンジ内のオイルに気泡がたくさん見られます。(ちょっと派手に泡立てすぎましたが^^;)
このまま送油したのでは系統にエアーが入ってレバータッチがスカスカになってしまうのでドライバーの柄
などを使ってコツコツ叩き排出しておきます。

次にシリンジを軽く押して圧をかけた状態でキャリパーのニップルを1/4程度緩め送油され始めたら
力を緩めることなくオイルを送り続けます。(このとき、ホース内部に1センチくらい気泡を入れておき、
キャッチタンク側にその1センチのエアーが現れるまでオイルを注入し気泡が見えたらオイルが
ほぼ入れ替わった目安にする方法もあります。)

オイルが入れ替わったらシリンジを軽く押した状態でニップルを締め付けます。このとき油断すると
キャッチタンク側からエアーを吸ってしまう恐れがあるので注意します。
(そうならないためにキャッチタンクのホースをタンク底に付かない程度に通してあります)

次にマスターシリンダー側に付いている6mmのホースを抜き(オイル飛び散り注意です)キャップを
取り付けるのですが、このときに軽くレバーを握り6mmホースに2cmほどオイルを排出しておきます。
(正確にはオイル量によって排出量が変わってくると思うのですが・・・)
これによりマスターシリンダー内のリザーバーにゆとりを持たせます。
この辺はこの記事を読んでいただくとわかりやすいと思います

これでブレーキのオイル交換が終わりました。
特にトラブルがないと意外と見落とされてしまいがちですが、場所が場所だけにトラブルが
発生したときが危険なときです。オイルは機械の血液と呼ばれるほど大事なもの。
日ごろの点検でトラブルを起こさないようにしたいですね!

とはいえブレーキは安全上非常に大切な部品です。くれぐれも整備は慎重に、自己責任でお願いします。
また、メーカーや物によりブレーキオイルの質に違いがあります。異種を入れると重大な事故
につながる恐れもありますのでマニュアル等で確認してから行ってください。

最後に、以上の方法はヘイズで推奨しているものとは異なります。
施行は推奨手順を知った上で行ってください。


よいメンテライフを^^






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Last updated  2009.11.19 23:34:02
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