おねぇのひとりごと

2007/04/20(金)23:46

官舎での生活

私たちは自衛隊の官舎に住んでいます。 官舎ということもあり、もちろん隣人はみな自衛隊員とその家族です。 5階建て40世帯が入居中。 官舎は何かと回覧板が回ってきます。 回覧板もなるべく早くまわすために、手渡しを基本で 夜とか外に出たくないときは郵便受けにいれてもらうようにしてもいいけど インターホンで相手がいることを確認してまわしてくださいと。 今日も今年度の入居図が出来上がったので一部ずつとって回してください と、回覧板を届けにきてくださいました。 その方が今月の私の属する組の組長を割り当てられた家の奥さんです。 この官舎には4つの入口があり、その4つの入口ごとに組み分けされ 1ヶ月交替で組長の当番が回ってきます。 ということで近いうちにうちも組長が回ってきます。 そして、どこの官舎にも基本的にその官舎ごとに自治会が存在し、 自治会長さんや役員が当番で回ってきます。 会長や役員は経験の有無関係なく 入居日順に自動的に割り当てられるそうです。 奥さん「この官舎はね~     他の官舎よりもいろいろ仕事があるんだ~。     おめでとう。当りだね(^^)     わからないことがあったらいつでも聞きに来て。     お茶でも飲みながら話しましょう」 と気さくに話してくださる明るい今月の組長さんで ちょっとほっとしました。 おととい、私の家のベランダに見知らぬ子供服が飛び込んできていました。 風が強かったので、飛ばされてきたんだと思います。 官舎の周りはあまり民家はないので、どう考えても同じ官舎の人のもの。 乳児がきるものではないけれど、小さい子供服。 はてさてどうしましょう。。。 あのサイズに該当するような子供の家が検討つかず、 今月の組長さんのお宅へもって行きました。 今月の組長さんなら子供のいる家がわかるかもしれない! 私がとりあえずいま頼れるのもその人ぐらいだったので 19時くらいに持って行ったのですが、 だんなさんが出てみえて「なぜうちに???」って顔をして 奥さんに聞いてみるとのことでした。 なんだか迷惑かけて悪いことしたな~。 やっぱり自分で探すべきだったかな~。 とちょっと気になりつつどうすることもできません。 今日、その奥さんが回覧板を届けにきてくださったのです。 ピンポーン 私「はい~」 奥さん「○○です~」 私「はい~少々お待ちください~」 ガチャ!とドアを開け 私「あっこの前は申し訳なかったです。わからない洗濯物をお渡ししてしまって」 奥さん「あ~。ごめんね~。あのときお風呂に入ってたのよ~     私もわからなかったら会長とかに渡したりするし。     回覧版で書いてもらったりとかできるからね。(^^)」 ちょっと一安心。それから少しまたいろいろ世間話を。。。 奥さん「この前地震があって揺れたでしょう?」 私「はい。結構揺れましたよね(^^;」 奥さん「この官舎はよく揺れるのよ。他のところより揺れるよ。     この官舎はあっという間に建てられたっていうからね~。     ちょっと前にも2回ほど地震があったんだ。     そのときは壁にヒビが入ったりしてたって言ってたから     暇だったらヒビ探ししながら歩いてもいいんじゃない?(^^)     地震が起きてあわててとびだしても、     ここだけだったりしてね。この建物もあやしいよ~」 私「っていうことは、姉歯物件ですか!?(^^;」 奥さん「それよりもあやしいかもよ(^^)」 なんと気さくな面白い方だ。 奥さん「地震が起きたら、玄関とその入口のドアは開けておいたほうがいいよ。     そこが一番がたがくるみたいだからね~。     リビングの隣の部屋のドアの開け閉めとかは大丈夫?     ちゃんと閉まる?結構ゆがんだりしてるみたいよ。     この官舎の中でも当りはずれはあるんだよね。     冬になると2階、3階はまだ温かいからいいんだけど、     一階とかはものすごく寒いからね。         ここはまだ棟の真ん中だからいいけど、     角部屋は結露がひどかったりしてカビがはえるって。     天井とかみといたほうがいいよ。     それに冬になると官舎の入口のドアを締め忘れられたりすると     本当に冷たい風が入ってきて異常なくらい寒い。     外は普通に凍ってるからね。     目の前にある駐車場に行くにもものすごく驚くほど時間がかかるのよ。     子供は風で飛ばされて氷の上を滑っていってしまったり(^^)」 私「ほんとですか?!そんなに寒いんですか???」 奥さん「ほんとすごい寒いよ。覚悟しといたほうがいいよ。     そのかわり、ここは20度を超えたら夏だからね~。     30度なんてまずありえないよ。     夏でも長袖着てたりするから(^^)」 私「えっ!?私ノースリーブの服ばっかりなんですけど(^^;」 奥さん「いや~ノースリーブはまず着ないね。着ても上に何か羽織るしね。     ここの人は24度でも暑い暑いって言ってるから(^^)     ・・・(そのあともしばらく続く)」 といろいろとこちらの様子を聞かせていただきました。 見知らぬ土地に来ても、官舎に入ることで ひとつのコミュニティに所属することができ心強いものですね。 まだまだ官舎やその中で生活している方々のことは よくわからないのでなんともいえないのですが、 ただ、今のところはかなり好印象です。 子供もお母さん方も必ず挨拶をします。 小学生の男の子たちから私に 「こんばんは~」と挨拶をしてきてくれたのは驚きました。 大人から声をかけて挨拶をしてくれる子供で満足していた私には 自分から挨拶できる子供がいるなんて きちんと大切に育ててもらってるんだな~と感心しましたよ。 それに、官舎の廊下はいつもきれいなんです。 これも当番制で 奇数号室は奇数月、偶数号室は偶数月に2週間に一度程度 廊下の掃き掃除をしてくださいと掲示してありました。 ただ掲示してあるだけならさぼることも可能だと思いますが きちんとみなさん空いた時間で掃除をしているんですよね。 だからきれいに使われていて気持ちがいいんですよね。 部屋にしてもきれいに使っているので、 後から入る私たちも気持ちよく過ごせます。 やっぱり掃除は大切ですね。 そこにいる人たちの心をあらわすようです(^^) 私も最近、しょっちゅう家の掃除をしています。 おかげで疲れて帰ってきた主人も居心地よくすごせて たまに私にねぎらいの言葉をかけてくれるようになりました。 掃除することで自分のことをいたわってあげられ、自分にも余裕ができ 周りの人にも優しく接することができるようになるんですね。 掃除をできるような体力だけは残して生活していきたいな☆ って今日はなんだか話がまとまりませんが、このへんで失礼します(^^) 追伸: いろいろ書きたいことがあってもっと更新したいのですが、 なかなかそこまで体力がなくて残念ながら毎度毎度断念しております。。。 今の目標は「お仕事と家事をうまくこなしていろいろやれる時間をもっと作る!」です。 がんばれ!おねぇ!

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