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ハワイ市場 ハワイ市場さん
2015年07月17日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日はいちご(娘)の終業式。

無事に1学期を終えて、成績表を持ち帰ってきた。

学習面では気になる項目はなし。

でも、生活態度の項目の半分が「もう少し」となっていたが・・・

もう、全く気にならない(笑)


この1学期で、親子共に本当によく頑張って、

迷走しながら、ちょっとした着地点を見つけることができた。


ADHDと疑ってクリニックに行き、アスペルガーと診断されて

できるだけの生活の工夫をし、できるだけの情報収集を行った。


もちろん情報収集については、発達障害についての勉強もしかり。

いちごの学校の様子もしかり。


クリニックの先生たちや担任の先生

スクールカウンセラー、療育塾の先生たち

そして、発達障害で悩む同じクラスのお母さんたち。

いろいろな人と発達障害について話す機会を持つことができ

おかげさまで今は、以前よりも心地よく過ごすことができている。


もちろん、主人のサポートが以前よりも数段にパワーアップしたことや

私の精神科の先生は常に私の立場で考えてくださることも

私がこうして、いちごと向き合える状況を維持できている

大きなポイントであることは間違いない。



発達障害を持つ子供の親はいろんな意味で

神経をすり減らすことが多いのかもしれないけれど

でも、実際に各クラスに一定数は存在するほどで

決して珍しいことではない。



スクールカウンセラーの面談のために学校に行き

廊下で待っていると、1年生の2クラスからそれぞれ一人ずつ

教室から飛び出していくのを、補助の先生が面倒見ていた。


この10年で発達障害が広く知れ渡るようになり

発達障害者の数も増加している。


それはとてもよいことだと思う。

発達障害者が増えるというよりも、発達障害で困っている人がいる

という現実を、世の中が受け止めようとしているから。


現に、立川市もH30年までにすべての学校で

通級(発達障害児が安心して学べるクラス)

導入するという手紙があった。


来年度は通級の先生が各学校に巡回する巡回指導員が

いちごの小学校にも週1回来ることになり

そこでソーシャルスキルトレーニングとかもやってくれるそうだ。


今までは指定した学校でしか通級はなく、通級の無い学校は

普通級を1日休んで通級の学校に親が送り迎えをしていたから

私のような行動範囲に制限のある親にとっては本当にありがたい。


ただ、ひとつ思うのは、発達障害児だからといって

通級に通えば問題が解決するというわけではなく

やはり、そこで得たことを親がどう定着させていくか

親が子供とどう接していくかにかかっていることには変わりないと思う。


発達障害の本ではよく、発達障害を持つ子供を非定型といい

障害のない子を定型と言っているけど

その定型の子供の親なら普通に働いて子育てしても問題ないことが

非定型の子供の親であれば、

発達障害の二次障害の不登校や引きこもり、精神疾患を未然に防ぐためにも

子供と接する時間を多く持たなければいけないような気がする。


それをするためには、日々の関わりに親の心の余裕がどうしても必要なのだ。


私は幸いにも主人が働いてくれるおかげで、いちごに専念できている。

専念といっても、私の精神疾患と掛け持ちはしているのだが(笑)

でも、現実はそんな専念できる親ばかりではない。。。


そして、そんないろいろ頑張っている親に、

さらに心の余裕を持って低学年の子供に接する大切さを説いたところで

心には響かない。。。。結果、子供が不登校や引きこもりになった時点で

気付くのかもしれない。


もし私が精神疾患もなく、今も普通に仕事ができる体であれば

間違いなく、いちごの隣に座って様子を見る機会は激減し

学童で宿題をしてこなければ激怒し、

忘れ物や物の管理ができないことに激怒し、

平日しかやっていないスクールカウンセラーには相談しようとせず

どうしてこの子はできないのか!と毎日いちごにイライラを募らせ

最終的には、いちごの自己肯定感を低く育てることになり

高学年頃には、他とは違う自分にいちご自身が戸惑い、

さらにはいじめの対象となり・・・


考えるだけでも怖い。


だからこそ、今のいちごの悩みをひとつひとつ解決し

学校生活という枠に入ったことで浮かび上がるいちごの苦手な部分を

あの手この手で対策を考え試行錯誤を繰り返し、その日々の積み重ねが

いちごの今後を楽にしてくれることを祈るしかない。




私が教員を目指していた大学の頃は

発達障害について、何も知識がなかったし興味もなかった。

ただ、数学というものをどう興味を持ってもらえるか

クラスのみんなで何かを達成するということが心を震わせる経験になる

そんなことを子供たちと分かち合いたいと思っていた程度だった。


でも、実際の教育現場は全く違う。

勉強よりも、それ以外の児童一人一人への対応が本当に多いということを

小学生の子を持つ親としてひしひしと感じざるを得ない。


勉強を教えたいなら、塾の講師になったほうがいいのかもしれない。


実際に教師になるためには、

教育学部の教養科目に一定数をしめる発達障害についての知識も必須だと思うし

人口が減少するから、教員削減なんて安易な発想よりも

チームティーチングの重要性を考えて、

多様な子供達の状況に先生がタッグを組んで対応することのほうが

子供達とふれあえる教師を目指して教員になった先生方の

本来の姿になるのではないのかしら。


今はほとんど音信不通で教員になっている大学の同期に

今の教育現場の現状を率直に聞いてみたいな。




この1学期もいろんなことを考え、親としても良い経験になったのではと。


何よりも、私がいちごの忘れ物に寛容になり、

いちごと遊ぶ時間を作ることができるようになり、

いちごが一人で短時間で勉強を終わらせることが増え

その過程での私の言葉がけにも変化があり

いちごもうそをつかないように努力していたり

私が怒るということが格段に減ったことが、

アスペルガーと診断されてから試行錯誤した毎日の大きな成果です。


さて、明日からいちごの夏休み。


今年は去年のように、きちっと予定をたてすぎることなく

余裕を持って過ごせたらいいなと思っています♪





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最終更新日  2015年07月17日 18時07分10秒
コメント(2) | コメントを書く


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Re:無事に1学期を終えて(07/17)   saxtb さん
もう夏休みなんだね〜。自分がガキんちょの頃は、日焼けというより焦げてる?ってくらい外に出てたけど、いまそんなことしたら間違いなく熱中症で倒れちゃうよね。そう思うと、現代の子供たちはかわいそうだな〜とか思ってしまうね。その分、また違う遊びもあるんだろうけどね。良い夏休みを(^^)v (2015年07月18日 16時22分28秒)

Re[1]:無事に1学期を終えて(07/17)   おねぇFl さん
saxtbさん
コメントありがとうございます♫
今日も午後から遊びに出かけて行きましたが、真っ赤な顔して
暑い~と2時間くらいで帰ってきました。熱中症、本当に危険です~。
でも、家で遊ぶにも限界があり・・・どうやって時間を埋めようかと頭が痛いです~。
なので、ひとまず習い事でちょこちょこと忙しくさせるしか(^^;
Saxtbさんも夏の暑さにはくれぐれもご注意くださいませ♪ (2015年07月19日 16時59分31秒)


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