241501 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

おねぇのひとりごと

おねぇのひとりごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

お気に入りブログ

ハワイ市場 ハワイ市場さん
2017年02月22日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

今日は特別支援学級の保護者学習会に行ってきました。


今更ながらですが、改めて

接し方などを振り返る良い機会をいただいたと感謝です。


前回の日記で漢字ノートに書く宿題に時間がかかると

書きましたが、これはやはり視覚優位が関わっているとわかりました。


保護者会には同じように発達障害を持ったお子さんの保護者が来ているので

そこで「漢字の苦手さ」が話題に上るということは

みなさんも、私たち親子が苦労しているように

漢字というルーティン作業に時間がかかって、

つらい思いをしているのでしょうね。

そもそも教科書体という書体には曲線が多いため

ゴシック体のようなかくかくした書体のほうが理解しやすいそうです。


また、練習対象となる漢字にのみ視覚的に範囲をしぼることで

まだ、楽になるかもしれないとわかったので

白い下敷きを買ってきました。


これで今集中すべき問題に焦点をあて

それ以外を隠すことにより、

頭に入ってくる情報を少なくすることが、

私にできる環境を整えるということかなと感じました。


先生の話の中で

ICF-CYという言葉も初めて聞きましたが


私たちが通常できるであろうということができなくて困っている部分を

「障害」とし、その人が「障害」という特性を持っている

というように、人に焦点をあてて考えていたところを、


逆の視点でみると


社会や環境がその特性に対応できていないという点を課題とし

障害を持っている人が特別なのではなく、

障害を持っている人が当たり前に生活できる社会、環境づくりを重視する


ということを考える必要があるという考え方が

簡単に言うとICFということで、

ICF-CYはそのICFの児童版ということのようです。


もちろん、学生のうちは成長の度合いも様々なので

子供には障害ということを正確に理解することが難しいという前提で

大人がいろいろな選択肢を提示し、障害のある子もない子も

疎外感なく、自分らしく安心していられる場所を提供する

ということが大事なんでしょうね。

また、自閉症スペクトラムは、小さいころからすべての対象を

「人」より「物」という感覚で見るらしいです。そのため、

「親」が「人」という認識ができて

さらにその「親」の理解の先に

「友達」という、より広義的な「人」という難しい理解があるため

友達関係がなかなかうまくいかないのは当たり前なのだそう。


さらに、女子は集団でつるむ習癖があるため、

中学年にもなると、集団で集まる女子の中での休み時間につかれるという

自閉症スペクトラムの女子が顕著になってくるそうです。


ちょうど、いちご(娘)も、

「最近中休みは女子の鬼ごっこのグループからはなれて

 けん玉やってるんだ。けん玉をやってると落ち着くんだよね。」

と、すでにいちごなりの防衛機能が働いているんだと思いました。

そして、先生に発達障害について

周りが理解できる年齢はいくつぐらいですか?

と質問したところ、高校生ぐらいだとのこと。


高校受験を行う中で、

今後の進路や人生について自己と向き合うことで

いろんな選択肢や、考え方があることを知り

自己理解力も高まるため、多くの子供が高校生ぐらいで

障害ということを理解できるようになるということでした。

もちろん、周りが理解する前に、

自分が障害について理解できるようになる必要があり

それが、高校受験を行う中で理解力が備わっていく

ということでした。

それを聞いて、なるほど。。。

いちごは、高校受験のまえの中学受験を決めた段階で

私が障害について自己理解を促し、いちごが自分で自分の進路を決めた。

だから、いちごは周りの友達も同様に障害を理解できるものだと

理解できて当たり前だと思って接してしまい

そのずれで、自分が傷つく結果になってしまうのだと

ここ最近の、障害があるのに塾に行って中学受験をするということに関する

もめごとの一因がわかった気がします。


高校受験で成長する自己理解力を

私は6年も早く前倒しで成長させてしまっていることにも気づきました。

それができたのも発達の凸凹の成長の早い特性部分なのかもしれません。


そして、また、子供の相談をすべて親が引き受けることの危うさも知りました。

親には言えないことが、どうしたってできてくるんだから。


機を同じくして、昨日は塾の保護者会でした。

塾の先生は

「学校ではなく、家ではなく、あなたたちにはここがある。

 第2、第3、第4・・・のママがたくさんいる」

と、子供たちには言っているし

そう思って接してくださっているとお話ししてくださいました。

経験豊かな女の先生方がメインで教えてくださっているので

本当に安心できる環境をいちごに与えてあげられている今に感謝です。


久しぶりの学びの機会でしたが、

心理学を勉強して、少しずつ環境を整えていった今、

いろいろなことが形になって、

いちごの健やかな成長をサポートしてくださっているんだと思うと


よかった。療育が間に合って。

よかった。いちごの成長にあわせてタイミングよくここまでこれた。


そう感じた今日の学習会でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年02月22日 16時10分48秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.