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おねぇのひとりごと

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ハワイ市場 ハワイ市場さん
2017年07月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

今日のあさイチの発達障害の特集をいちご(娘)と一緒に観ました。


番組の中で発達障害をもつ小学校6年生の女の子の行動など

いちごと「いっしょだね~。あるある」と言いながら

発達障害あるあるを共有していました。


その中で、療育として

情報を視覚化する環境を整えて、自分の感情を抑えている

お母さんの努力がすごいと称賛されていました。


さらに、今の段階での最善の方法だということで

朝の支度の順番を絵で視覚化してホワイトボードで表現したり

忘れ物をしないようにあらかじめ書いてあったり、

気持ちが落ち着かないときは筆談をしたり。。。


そのお母さんもいろいろな苦労の末に

数々の工夫をされて、療育としての

生活環境を整えていらっしゃったんだな~と思いました。


私も同じことや似たようなことをやってきましたが

めんどくさがりないちごには、数日で効果がなくなります。


最初はゲーム感覚で喜んでホワイトボードに書いていた予定も

いつしか部屋の風景の一つと化し、見ることもなくなりました。


意識させようと言葉で促すと、いちごは癇癪をおこす。

そして、いやがって何もしない。


専門書に書いてあるような療育はほぼすべてやりつくしました。

療育としてやった手法の時期が、いちごに合わなかったのかもしれないと思い

何度か時期を変えて、手を変え品を変え、いくつもの療育の手法を試してきました。


比べることでは全くありませんが、確かに番組の小6の女の子よりは

今のいちごは、気持ちの切り替えはできるようになっているのかもしれません。


でも、そんないちごの今の心は、内へ内へと気持ちが入り込んで

発散できずに抜毛症になってしまっているのです。


いろんな意味で、負荷がかかりすぎてしまったという事実はあるのでしょうが

原因がしぼれないし、わかりません。


もしかして、良かれと思ってやってきた療育こそが

発達障害の中での優等生として重圧を与えてきたのかもしれません。


抜毛症がひどくなる時期を同じくして私の祖母のお葬式があったり

葬式から帰宅してすぐに受けた統一テストが

いちごの予想をひどく下回り、あまりのショックだったのか

その時期以降のテストは学校も塾も芳しくなく。。。

もちろん勉強のストレスも相当あったのでしょう。

日々の学校や塾や家での生活の不満や疲れもたまっていたのでしょう。


でも、それを言葉でうまく表現することなく

二次障害にいってしまったのです。


いちごも私と同じでおそらく感受性が豊かすぎるのだと思います。

だから、空気は読めなくても、自分の気持ちの揺れ幅がとても大きいのだと思います。

でもその揺れ幅を解消する手段があまりにも少なすぎる。

あさイチに出演されたご家族のご苦労は察するに余りあります。


ただ、私はそれを見ていて、今までの自分を振り返り、

これでは本当に疲れてしまう。疲れてしまって当たり前だと。。。考え込んでしまいました。


私のスクールカウンセラーの先生が一度、私自身のカウンセリングを勧めてきたのですが

その次の面談で、今の私にはそのカウンセリングを受けることによるダメージのほうが大きい

と家族のことをたくさん抱えて、体調もよくないのに、

さらに自分に向き合っていく自分のためのカウンセリングは

もっと体調を悪くするかもしれないので、

いちごのことが解決してから、私の体調が回復してからにしましょう。
ということを言っていました。


私の精神科医の先生にその話をしたところ

先生の見立てでは、私自身に問題解決能力がないとは思わないのですが、

ただ抱えていることがあまりにも大きすぎて重すぎて、

それに耐えられずにぱたっとなってしまうと思っているので、

カウンセリング自体はいらないと思います。とのことでした。


そして、精神科医の先生も教育相談のカウンセラーの方にもスクールカウンセラーの方にも

まず、周りに助けてもらえる環境を作ることを考えてみましょう。

定期的に私の母に来てもらって、いちごとの間に入ってもらうこと。

主人にもいちごとの間に入ってもらうこと。

できるだけ、周囲に助けを求めて、まずは私が元気になることからはじめましょう。


わかっているのだけれど、今まではなぜかできなかった。

でも、今はなぜか素直にSOSを出すことができるようになった。

親に対する娘のメンツなどもあり、自分でなんとか努力してきたけれど、そのメンツも捨てて、

もう限界だということを伝えられた。

主人にも助けを求められた。来週、学校の個人面談があるのだけれども

仕事を早退して一緒にきてくれるらしい。


そして、何より、療育で親が子供の世界を管理するのではなく

自分で自分の世界の規律を作らせて、楽しいことを増やす。

要するに、いちごが楽しいと感じる生活とはどんなものかを知り

受容することが、今の私の最善の策なんだろうなと思う。

ある意味、療育に関してはもうやり切った感があり、

これ以上は無理だし、そもそも私は療育を通していちごを

定型発達の子と同じように育てられるようになると

誤解していたのかもしれない、なんて今更ながらに思う。


私が一番、発達障害を意識しすぎて

いちご本来の人間性や生き方、考え方を否定してしまっていたのかもしれない。


ふと、そんな風に一通りの療育法を終えた私は思ってしまった。

早期療育に効果がある。療育ができなくなる時期がきてしまう前に療育を。

そんなうたい文句に流されていたのかもしれない。


確かに、世の中の流れは早期発見早期療育にある。

でも、療育で定型発達の子供にできるわけではない。

定型発達の子とうまくやる術を教えるだけでも違うのかもしれないけれど

それが、逆にストレスになり、二次障害になったら、元も子もない。


よく言われていた。療育しないと二次障害になってしまうと。

たくさんの本にそう書かれていた。


でも、逆もあるよね。療育をまじめにやる親の子供ほど

二次障害になってしまう可能性もあるのだと。







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最終更新日  2017年07月24日 15時50分59秒
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