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東京にきて、久しぶりに、北海道の5月ごろを思い出す今日この頃です。
雪が降ると吹き溜まりになり、他の場所よりも雪が深く積もります。
40cm以上の雪がうちの車の上にこんもりと積もり 車全体をすっぽりと隠すほどの雪になりました。
最低気温が氷点下の日々が続くようだったので、 これは降りたてのサラサラの雪のうちに、雪かきをしないと 車を使う時にかなりしんどくなりそうだと思い、 湿った重たい雪に変わる前に雪かきをしちゃおうと いつも動けない午前中の私の体にムチをうって 駐車場の雪かきを決意しました。
北海道で着ていた雪かき時の スキーウェアやスノーブーツ、防水手袋をつけて、 雪かき臨戦態勢で臨みました。 (悲しかったのは、ズボンのモモあたりがパンパンできつくなっていたこと。。。 確実に太っています(苦笑)) しかしながら、肝心の雪かき用のスコップや、ママさんダンプは 当然のことながら引っ越し時に処分しているので、
雪をソリに乗せて運ぶ作戦で奮闘。
雪かきした雪を運ぶのにも置く場所にも困ります。
車の雪を全ておろすと、車の周りに 膝上まですっぽりとはまる程の雪になってしまいました。
なので、狭い車間の雪をソリにのせては、後ろの木々のところに雪を捨てて 終わった時には雪で一山できていました。
本当に北海道の雪かきを思い出して複雑な気持ちでした。
隣の人に気を使って、いつも白線まできれいに雪かきをする。 それが、当たり前でした。
きっちりとうちの場所に戻してくるから、 白線が見えるようにしっかりと雪かきをする
自分で周りの人の様子をうかがいながら、 何度も失敗しては雪を戻されて、1シーズン終わる頃になって やっと官舎の雪かきルールというものを知ることができた。。。 という苦い思い出があるのです。
北海道の人は、なかなか、本州から来た人たち、特に雪を知らない人には あまりウエルカムではないのかもしれません。 特に、私の隣の人は、その官舎の中でも一番熱心に雪かきをする人だったので 今思えば、本当に気疲れをしてしんどかった。。。
駐車場の白線と車の前の雪かきを終え、朝の支度をして いちごを保育園へ送り、帰宅したら仕事を始める。 そのころに、お隣さんたちは雪かきを始めている。
お隣さんたちの井戸端会議で文句を言われて、私の駐車場に雪を戻される。
雪かきを始める。まだだれも雪かきを始めていない時間から。
お隣さんとも声をかけて話をするようにもなりました。 でも、今でも強烈な印象が消えることはありません。 。。。。
なんだか白線まできっちりと雪かきをしないといけない気がして、 自分の車の周りはしっかりと雪かきしました。
そして、白線が見えるように雪かきをしていたのは 私だけでした。
本当に怖いですね。ブレーキを踏んだ時に一気に落ちてくる車上の雪。 閉ざされる視界。
車道でも除雪していないところで、日陰は恐怖のブラックアイスバーン。 ブレーキをかけた時に、主人も少し滑っていました。 そうそう。そうだった。こんな風に怖い運転をしてきたんだよな。私は。
氷や雪で作られたぼこぼこの道を運転していたんだな。 4月ごろにようやく車道が見えて、ほっとしながら でもブラックアイスバーンに気を付けながら運転したんだったよな。 今回の東京の雪は、北海道を思い起こさせるような雪になりました。 いつもの東京なら、雪が積もっても、すぐに溶けてしまうのに・・・
建物が込み合いすぎて、日陰が多い。 北海道でこの程度の気温なら、除雪車の対応もあり、 日向も多いから、すぐに対応できるんだろうな。
路地に入れば日陰で凍り付いた路面ばかり。
普通に道路が見えている。 今回の軽い雪のうちに雪かきできたのも 北海道での経験があったからなんだよな。
雪の対策を知ることができたという経験は 私の人生の中でのひとつの危機管理を学んだ ということになるのかなと思えてきた。
今となっては人生経験のひとつにすぎないんだな。
すっきりした気分になれた気がする。 自分を内観できたのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月25日 16時52分40秒
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