おねぇのひとりごと

2018/10/06(土)22:13

肩の荷ひとつ

私の肩の荷がひとつおりました。思いもかけないショック療法で。 もう主人の実家と自分から関りをもつことはやめることにしました。結婚を機に主人と主人の両親との関係が悪化し、絶縁状態になって13年もの月日が流れ今日にいたりました。 私はなぜ頑なに絶縁状態を主人も主人の両親も続けているのか理解できずいつかは和解するのではと淡い期待をずっと抱いていました。いちご(娘)の祖父母でもあるのだから、いちごに会わせてやりたいとも。 だから、私から主人の父親との世間話程度のやりとりをメールでし始めたり主人の母親に電話して、この絶縁状態を謝罪して、主人の実家とのつながりを私が持つように努力してきました。 主人は頑なに私のその行動さえも、認めようとはしませんでしたがその反対を押し切って、私はつながろうと努力しました。 今までの主人と主人の両親との絶縁状態をなんとか回復することで主人にいい影響がでるのではないかと考えて私が悪くはないと思うのだけれども、頭を下げながら主人の実家との関係を構築してきました。 いちご(娘)にももう一組のおじいちゃんおばあちゃんとのつながりを作ってあげたかったという私の思いもあり、必死でいろいろと行動してきました。 結論から言うと、断絶していた状態のところを主人の父は主人と連絡をとって二人で会う機会を作ったので、主人側でのつながりはできました。でも、そのおかげでというかそのせいで、主人の父がお互いを中学からの友達として付き合ってきた私の父に私のことを全否定するメールを送ったのです。 妻として、嫁として、病気だからと言ってなんでも許されるものではないと主人の父親は主人に会ったときに言ったといっていました。 その言葉は、私が精神疾患になった時に精神疾患への理解を示すことができなかった主人の言葉そのものだったので今でこそ考え方は変わったものの、やはり親子なんだと主人が感じたそうです。 私が主人の実家に行っているときは愛想よく話していたのに文句ならいつでも私に直接言う機会もあったでしょうに。。。ずるいよね。ひきょうだよね。私は意見交換をするために現在の状況を伝えるために主人の実家に行っていたのに。。。よりにもよって、主人の父親は、私ではなく私の両親にメールという一方的な言葉の凶器を送りつけるとは。表では笑顔で接して、陰で悪口を言う。。。これっていじめだよね??? それもその陰口が私の両親に、電話で意見を交わすのではなく、一方的にメールでのみ伝えるなんて。私の父親はいつも主人の父親に会いに行ったり、電話で話したりして主人との絶縁状態をどうにかしたほうがいいと言ってきました。直接話さないと、誤解を招くことを知っていたから、私の父はそうしてきたのに。本当に卑怯なんだな。私の両親はそのメールの内容を私には見せないと言いました。あまりにも私のことを否定しているからと。両親はメールをみた夜は怒りで一睡もできなかったと。今まで主人の父親は全く子育てに興味を示さず、主人の心をないがしろにしてきて、さらに私たちの家庭の状況を知ることすらなくたった一時間の主人との会話で、主人をすべてわかった気になって。。。と、私の両親の腹立たしさは半端なくそんな情けないやつだとは思わなかったと、私の父が本当にショックを受けていました。そして、両親は今後一切主人の実家と関わるなと私に伝えてきました。メールの内容はみないほうがいい。いや、見せない。主人の父親はいちごのことを気にもかけていない。いちごにも関わらすなと。私のことも全否定していて私の努力は何一つ伝わっていないと。もう。なにがなんだかわからなくて、家で一人で地団駄をふみながら泣きじゃくりました。 そして、心配した父はその日のうちに我が家に来て主人と話をしました。主人は主人の父親に聞かれたことを話しただけで主人の父親は古い価値観を変えない人だから一方的に話しを聞かれて、主人が切り替えしても、その意見を理解をしようともしないし、自分の意見を押し付けてくるだけだと。 だから主人が「うちの父は理解しようとしないので無視してほっとけばいいんです」と。実際、主人は自分の実体験から、絶縁状態を選んだし私にも関わるなと言い続けていたと。 そして、主人は私の父と腹を割って意見交換をしていました。二人の方向性は一致しているような話しぶりでした。 私の父は主人と話して安心して帰宅しました。 私もようやく主人が「うちの家族とは関わらないほうがいい」と言っていた意味を体感しました。今までは、主人の母親が頑なで問題なのかと思っていましたが一番のトラブルメーカーは主人の父親だったんです。 いちごは勘のいい子でいろいろわかっているのでいちごにはうまいこと距離を置く理由を話しました。そして、いちごが言った言葉「あのおじいちゃんが黒だったんだ!そんな風に全然みえなかった」 まさにサスペンス劇場の黒幕は意外な人物だったというシナリオそのもの。 主人のほうがよっぽどいろいろな分別があったということがわかったのです。 私は安易に人を信じてしまい、素直に接してしまうから世の中には、私の理解できない人がいるということがわかりにくいんですよね。要するに、だまされやすいんだろうな。 一応、主人の母親にはしばらく距離を置きますと私なりにお世話になった分、筋を通しました。主人の父親のメールによる影響をお伝えしながら。主人の実家と関わる前は、主人の態度が理解できずに苦しんで主人の実家と関わってからは、主人と主人の実家との板挟みにも苦しんでそれでもなんとか主人を理解して、全てOKの状態を作れるものなら作りたかったのですが。。。 世の中には残念だけど、本当に理解できない人っているんですよね。わかっていたはずなのに、まさかこんな形で私の周りの人を全部傷つける人がいるなんて、想像すらしなかったです。 だけど、これだけ傷ついた分、主人の絶縁状態の意味を理解できた私は主人のことを信じることができるようになりました。 実の両親と絶縁する人なんて、心のどこかに問題があるのかと思っていましたがそうではなかったんです。本当に私が傷つくことを恐れてあえて絶縁状態を選んでいたんです。 いちごが言いました。「私はお父さんのわからない愛で包まれている」と。わかりにくいとかわかりづらいとかではなく本当にわからないけど愛で包まれていることはなんとなく感じるというような意外と的を得たうまい表現だなと思いました。 私も、もう主人の実家のことで気をもむことをやめられるし私の両親は私といちごのことを必死で守ってくれる。 だから、私の肩の荷はひとつおりて、もうひとつのいちごの子育てに専念できる。そして、家族の形を温かい思いで見直せそうな気がしています。 私たち家族が楽しく暮らすことだけを考えればいい。 そう思うと、今回のショック療法も私の精神疾患の重荷を軽くするためにはとても苦しかったけど、大変だったけど、この先じわじわと効果が出てくるのかなと期待も少し出てきました。 相変わらず、薬を飲まないと寝ています。いちごには「お母さんはいつもぐーたら寝ているから」と言われましたがいちごも主人もその状態を許容してくれています。 家事をこなすのも薬を飲んでやっとやる気が出るという常に副交感神経優位の状態で、薬で交感神経を呼び出すみたいな状態。 でも、それはこれまでのいろいろな気苦労の積み重ねもあったと思うので自分のことをメインで考えながら、いちごのこともうまく組み合わせて生活できればと思っています。

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