ポット・アマリリスを来年も咲かせたいときには・・・・
ポット植えのアマリリスを来年も咲かせたいときには・・・・1、花が咲き終わったら、花がらを摘み取ります。茎ごと切ってもいいのですが、茎一本でも緑が多いほうが栄養分がよけいに残るので、茎も残して花がらだけを摘みとったほうがいいようです。2、鉢に植え替えましょう。冬の間はポットのままでいいのですが、春になったら植木鉢に植え替えましょう。ポットを外して、ピートモスの用土を崩さないようにして(くずれちゃっても根をいためないようにして)一回り大きい鉢に植え替えます。園芸用土(培養土)であればなんでもいいのですが、ピートモスもいずれなじむようですから、ピートモスごと植えましょう。3、アマリリスは球根の肩が出るように植えます。これがアマリリス特有のポイントです。ポット植えも球根の肩が出ていますが、鉢植えもおなじように球根の肩が土の上に出るように植えつけます。4、春から秋に肥料を与えて、葉をどんどん育てましょう。植え替えてから2週間後くらいから適度に肥料を与えます。肥料を吸収して、太陽の光を浴びて、葉がどんどん育つほど、栄養分が貯蓄されて来年の球根が土の中で大きく育っています。球根栽培でたいせつなことはこの時期に葉を育てることなのです。花が終わって葉ばかり繁るのでじゃまだからと、日陰や庭のすみにほおっておいたままですと、来年のための球根が育たなくて花が咲かなくなるのですね。5、初冬に葉を切り取ります。霜が降りる前に、葉が黄色くなってきたら、株元から葉を切り取ります。ちょうど玉ねぎのような形になります。花屋さんで売り出されているのがちょうど、この状態で売り出されていることになります。順調に育っていれば(大きな球根になっていれば)、それだけ花数の多い鉢になるというわけです。自然な育てかたでは、花の咲く時期は春4月ごろになるでしょう。ポット植えのアマリリスは球根が大きいのですから、大きなミスをしなければ翌年も咲きますから、育てやすい球根植物といえるでしょう。