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2004年03月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
朝、妊婦にありがちな頑固な便秘から久々に解消され、
すっきり☆した私は、キッチンの洗い物を片付け、
掃除機をかけてダイニングテーブルに飾ってあった
スイートピーを眺めながら、新婚生活にまったりしておりまちた。
しばらくすると、

「ん?」

というような、不思議な胃の痛みがじわ~りとやってきた。
何気なく時計を見たら、9:30AM。
その時は、何となく、

「お腹痛いけど、横になったら大丈夫だろう。」

と、普通に考えていたのです・・・。

しかーし!

お昼を過ぎても痛みは治まらない。
かといって、悪くなる様子もない。
ただ、

「んー・・・。痛い、かも?」

という、微妙な痛みがずーっと続く(泣)
吐いたり、下痢したりしてたら食中毒?とか、風邪??とか
疑いようがあるけれど、とにかく微妙な痛みが波もなく
ずーっと続くだけ。
これはこれで、辛い辛い。

で、

お昼まで横になっても良くならなかった為、
取り敢えずお腹の赤ちゃんが心配になった私は、
通っているクリニックに電話して診てもらう事にした。

で、着いたクリニックは電話で予約したものの結局診てもらったのはそれから1時間半後(怒)。
診察の結果、子宮口も閉じていて赤ちゃんも元気との事。
先生は、

「ウイルス性の胃腸炎かもしれませんねー。」

と、言って、ブスコパンという、笑うに笑えない変な名前の
薬を処方箋を下さいました。

そのまま、COOPで買い物し、駅から自宅までタクシーで帰宅した私は、近所の薬局でブスコパンを貰い、特にお腹は空いてなかったけど、買って帰ったスイートポテトとブドウを口にした。
 メールで「お腹痛いのよう~」と、夫や夫の友人のお嫁さんのSちゃんに訴えてたら、2人から電話がかかってきた。
夫は仕事でいつも帰宅が遅いので、心配しながら、「早く帰る。」と言ってくれた(涙)。
私も、「夜になっても痛みが治まらなければ、どこか別の病院に連れて行って~」とお願いした。
 Sちゃんは、もと看護師さん。12月に可愛い男の子を産んだばかり。妊婦である私を何かと気遣ってくれる。

「お~い、だいじょうぶかあ?」
「我慢できない痛みじゃない痛みがずーっと続くよう・・・。
 ブスコパンもらったよ~。」
「ブスコパンねえ~。大事にしてよ~。」

なんて会話を交わし、私はブスコパンを1錠飲んで、また横になり、少し眠ったのだった・・・。

・・・7:30PM

少し眠ったものの、痛みで目が覚めた。
そろそろ夕飯の準備をしなきゃ・・・。
と思い、何かしていたほうが痛みがまぎれるかも~と
お米をとぎ、お味噌汁を作る。

でも、やっぱり痛い・・・。

痛みは朝のまま、悪化もせず、良くもならず。
朝は胃が痛い感じがしていたけど、今はお腹全体が痛い様に感じる。気のせいか、背中も痛くなってきた様な・・・。

何をしていても痛みは続くけど、仕方ないのでまた横になることに。
またうたうたしていると、夫が帰ってきた。

「大丈夫・・・?」不安そうに覗き込む夫。

「・・・。大丈夫じゃない。痛いよぅ・・・。やっぱり、夜間の救急病院に連れて行ってくれる?帰ってきたばかりで悪いけど。」
「わかった。夜間病院、どうやって調べたらいい?」
「朝刊の、阪神版のところに確か載っていると思うけど・・・。」

新聞を探す夫。でも、なかなかみつからない。

「実家に電話して・・・。お母さんに電話してぇ。」

夫が私の実家に電話し、私の症状と救急病院に行く事を告げる。母が新聞で病院を探してくれたが、そこは私の勤めていた会社の知り合いが、「ヤブ!!」と豪語していた病院だった(汗)←しかも、盲腸で入院したらしい。

「ここは・・・。イヤ・・・。」
痛みを抑えて、私は、受話器を置いた夫にこう言った。

「救急車、呼ぼう。」

ちょっと、固まる夫。

でも、仕方ない。私はこの町に住んで既に10年以上経っている人間だけど、夫はまだ移ってきて1ヶ月。土地勘がないから、病院を探して行く時間がかかるだろう。救急車で搬送してもらった方が早いだろう。

「わかった。」

夫は、119に電話してくれた。

「すみません・・・。救急車をお願いします。・・・いえ、私ではなく、妻なんですけど。・・・はい、腹痛を訴えてて・・・。」

そんな夫の電話を聞きながら、あー、私、この人の妻なんだなあ、とそんな事をぼんやり考え、なんだかおかしいなあ~なんて思っているうちに、遠くから、サイレンが聞こえてきた。

「救急車来たみたい。上着はおるね。隊員の人に担架で運んでもらわなくていいよ。部屋まで入ってきてもらわなくても、下まで歩けるわ。財布と母子手帳と保険証は
かばんの中にあるから、持ってくれる?」

と、夫に言って、ガスの元栓や戸締りを確認して(すっかり主婦だな)エレベーターで降りていった。
オートロック式の玄関の前で、オレンジ色のやる気まんまんの救急隊員が






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最終更新日  2004年04月06日 13時19分43秒
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