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カテゴリ:有り得ない事が多い身内。
我が家には『デリカシー』という言葉を知らない母がいる。
例えば母が「あっ!ママに用事があったわ!」と ハッとした瞬間に、 その場から、それが1階のリビングだろうが外の駐車場だろうが スーパーの中だろうが彼女には関係ない。 ひたすら名前を連呼しながらやってくる。 家の中であろうものなら、すでに用事を言いながら近づいてくる。 私の部屋にたどり着く前に既に用件はピークを超えていて 扉を開けた時点で「…なのよ~。だから、お願い~」…… 中味がわからないんですけど。 一般家庭から比べると私は両親と過ごした時間が異常に少ない。 どちらかというと、この年になって自分の親の実態を今更にして知る状況といった感じだろうか。 妹が一緒に住んでいてくれなかったら、きっと理解に苦しんでいただろう。 妹とは11歳も離れているが彼女の存在は私の中で頼れるべき存在。 その妹が「オネエはオカーサンの事を美化しすぎている」と言った。 …そうなのか。 妹と母がケンカを度々起こすのだが、 9月以降同居してからソロソロ慣れてきた部分もある。 慣れって恐ろしい。 母と私は顔が似ている。 これはもう既にあきらめた事の一つであるが、 一緒に住んでいくとアノ「勘弁して~と懇願したくなるほどの 『デリカシーの無さ』も似てきてしまうのではないか・・・。 …本人には全く悪気が無いのが一番厄介。 しかし、一応娘である事は間違いないわけで、 ここでフォローの一つも入れておかなければ 自分の首を絞めかねない事になる。 『人情派でお人好しで父をこよなく愛するお茶目な62歳。』 …いいかな、これで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月21日 00時23分46秒
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