ゆるゆると…

久し振りにFF10やってね


何回やっても泣けてくるね


もう初クリアから八年もたってるのにね


やっぱ


いいモノはいつまでたってもいいモノであって


時の流れには左右されないモノなんだね


そして俺が思うに


俺も変わってないんだろうね


だって俺の感性が変わってしまっていたなら


昔泣けたモノといま再会しても


きっと泣けない


たぶんそう


俺は永遠は望まないけど


でもうれしい


何年も前に出会ったモノを


今も同じ感性で感受できる自分が


俺はうれしい


だからきっと


俺は幸せなんだろう


でもね


やっぱりFF10やってボロ泣きした後は


俺には言っておきたいことがあります


これはMGS3やら大神やらポケットの中の戦争見て泣いたときには出てこない感情であって


言っておかないと俺はどんどん嫌な気持ちになるので


やはり言うべきだと


アーアー　テステス


…


「私はここ最近音楽に浸る生活を送っています


　以前の私からは考えられないほどに


　音楽は自分の中でとても大切なモノとなりました」


「様々なジャンルの音楽を聴き


　様々な音の質､色､幅､を感じとり


　様々な音楽と交流をしました」


「はじめはどのアーティストが良いとか


　どの曲が良いとかは分からないので


　今となっては大変申し訳ないのですがP2Pをつかって片っ端から落とし､そして聞きました」


「そして音楽の海を漂ううちに


　アーティスト様方にとって音楽とは


　かけがえのない作品､かつ宝モノであり


　わたしたちとの大切な接点であることと私は感じ取りました」


「一つ一つの楽曲から感じるのは


　皆様方のたゆみ無き努力、熱心さ


　そして何より楽しさです」


「皆様は純粋に音を生みだすことを楽しんでおられます


　少なくとも私が今まで出会ってきた楽曲は


　曲調はどうであれ、どの曲にも皆様方の楽しさが見え隠れしていて


　それだけでも私を楽しい気持ちにさせてくれました」


「そんな皆様方の努力の結晶である楽曲を


　私はP2Pなどという下劣な手段で手に入れました


　私は皆様方との大切な関係を汚してしまったのです」


「私は自責の念にかられ，どうしたものかと思案しました


　そしてせめてもの償いのつもりで皆様方のＣＤを買うことにしました」


「まだ全てと言うわけではないですが


　おそらくやっと半分を償いきれたところだと思います」


「同時に私は新しいアーティスト達にも目を向け


　良いなと思えば耳をかたむけ


　楽しんでいるなと思えば購入しています」


「おかげでお金はどんどん無くなりますが


　それでも私は今が幸せです」


「さて、そのようにいろいろな音楽に触れていれば、時折思うことがあります」


「まあ確かに多少は仕方のないことだと思います


　出せる音には限界がありますから


　なにせ基本はギターとベースとドラムあと一つ挙げるのであればキーボード


　そしてボーカルですから」


「実際アジカンのあれの前奏とかはビークルのあれから電子音抜いたらそのまんまだし、とか」


「でもそのあたりは本当にしょうがないと思うのでまだ許せます」


「…そしてFF10ですが」


「私にとってとても大切なモノなんです


　そしてとても大切なモノから流れていた楽曲も同じくらい大切なモノなんです」


「正直楽曲だけ聴いても場面がどんどん浮かんできて


　下手したら泣いてしまうくらい大切な


　そんな大切に扱われていた楽曲なんです」


「それを…大塚愛はそれを汚したんです」


「当時､最新ヒットチャートから流れるその楽曲を聴いて


　自分の耳を疑ったほどです」


「そのまんまじゃないですか」


「馬鹿にしてんですか」


「本当にマジで一瞬であなたのことが嫌いになりました」


「正直ぶっ殺してやりたいくらい私は憤怒したのです」


「私がP2Pを使用した事並みに


　あなたは取り返しのつかないほどの罪を犯しました」


「死んでください」


「死んじまえよ」


「てか､リアルでマジに」


「死ね」


はい


俺が愛してやまない音楽雑誌のMUSICAにこの前４ページほどの特集が組んであって


思い出したついでですね


まぁどうでもいいや


こういうことするやつは


ろくな死に方しないだろうしね


ウケる